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2005-09-22 長崎市:平成17年第4回定例会(6日目) 本文
2005-09-22 長崎市:平成17年政治倫理検討特別委員会 本文

  • "長崎市立病院使用料等条例"(/)
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  1. 長崎市議会 2005-09-22
    2005-09-22 長崎市:平成17年第4回定例会(6日目) 本文


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    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長(緒方冨昭君) 出席議員半数以上であります。これより議員日程第6号により本日の会議を開きます。 日程1  第132号議案 琴海町の編入に伴う長崎市税条  例、長崎市都市計画税条例及び長崎市事業所税  条例の適用の経過措置及び特例に関する条例 から 日程29  第227号議案 平成17年度長崎市財産区特別会  計補正予算(第1号)  まで、以上29件を一括議題といたします。総務委員長の審査報告を求めます。28番森 幸雄議員。       〔森総務委員長登壇〕 2 ◯28番(総務委員長 森 幸雄君) おはようございます。  ただいま議題となりました第132号議案ほか28件につきまして、総務委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  初めに、第132号議案「琴海町の編入に伴う長崎市税条例、長崎市都市計画税条例及び長崎市事業所税条例の適用の経過措置及び特例に関する条例」について申し上げます。  本条例は、合併に伴い、琴海町の区域内における市税にかかる徴収金の賦課徴収について経過措置及び特例を定めようとするものであります。  委員会におきましては、合併後、琴海町の区域において新たに事業所税の課税対象となる事業所数について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第134号議案「長崎市役所支所設置条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、琴海町の区域を所管区域とする行政センターを設置しようとするものであります。  委員会におきましては、現在の琴海町における職員の配置数について正すなど、内容検討の結果、一部委員から、合併の問題については、住民へ周知徹底する期間が不十分な中で進められているが、合併協議会の中で方向性が示されていることから、今回は、合併により住民に不利益を来す施策には反対し、それ以外の事務的なものについては同意をするという賛成意見が出され、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第138号議案「長崎市個人情報保護条例の一部を改正する条例」及び第139号議案「長崎市情報公開条例の一部を改正する条例」については、合併に伴い、琴海町において合併前になされた個人情報の開示等及び情報公開に係る処分、手続き等について経過措置を講じようとするものであり、一括して審査を行いましたので、まとめてご報告申し上げます。
     委員会におきましては、本市及び琴海町における公文書及び個人情報等の開示請求の状況について質すなど内容検討の結果、いずれも異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第140号議案「職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例」、第141号議案「職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例」、第142号議案「職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例」、第143号議案「一般職の職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」、第144号議案「長崎市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」、第145号議案「職務に専念する義務の特例に関する条例の一部を改正する条例」及び第146号議案「議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例」の以上7件については、合併に伴い、引き続き本市の職員となる者等に係る分限、懲戒や服務等について経過措置を講じようとするものであり、一括して審査を行いましたので、まとめてご報告申し上げます。  委員会におきましては、現時点における琴海町職員の育児休業の取得や公務災害補償の適用などの状況、旧6町との合併に係る勤務時間、休日、休暇等の移行に伴う問題点の有無について質すなど内容検討の結果、いずれも異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第147号議案「一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、要保護者保護等業務手当を支給する職員の範囲等を見直そうとするものであります。  委員会におきましては、今回新たに設定される手当の額の算出根拠、手当の対象となる職員の範囲、現在の支給額と合併後の支給額との比較、本市における特殊勤務手当の予算総額、琴海町との合併により期待される人件費の削減効果、今後の特殊勤務手当の見直し時期についての考え方について質すなど内容検討の結果、一部委員から、支給対象となる養護老人ホーム及び特別養護老人ホームの寮母職員については、激変緩和期間もなく、合併後、大幅な減額となることから認められないとの反対意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第148号議案「長崎市職員退職手当条例等の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、引き続き本市の職員となる者に係る勤続期間の計算についての経過措置を講じようとするのと整理退職等の場合の退職手当の支給対象者長期勤続者等に対する特例の支給対象者及び定年前早期退職者の特例の支給対象者を見直そうとするものであります。  委員会におきましては、今回改正となる退職手当の制度が創設された経緯、改正に伴う影響額について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第194号議案「長崎市消防署条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、消防署の管轄区域に係る規定の整備をしようとするものであります。  委員会におきましては、合併日における消防職員の現員数及び充足率、今後の充足率向上に向けた検討状況について質すなど内容検討の結果、一部委員から、消防職員の充足率の向上に一層の努力をしてほしいとの要望を付した賛成意見が出され、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第195号議案「長崎市消防団員定員条例の一部を改正する条例」、第196号議案「長崎市消防団員の任免等に関する条例の一部を改正する条例」及び第197号議案「長崎市消防団員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」の以上3件については、合併に伴い、本市消防団の定員を増員するとともに、引き続き本市の消防団員となった者に係る処遇に関し、経過措置や特例措置を講じようとするものであり、一括して審査を行いましたので、まとめてご報告申し上げます。  委員会におきましては、他都市における消防団の組織状況、国による消防力基準の見直しが消防団員の配置基準に与える影響、本市消防団員の平均年齢について質すなど内容検討の結果、第195号議案「長崎市消防団員定員条例の一部を改正する条例」については、常備の消防職員の充足率が低い状況の中で、非常備の消防団員に期待する部分は大きいので、拡充することはあっても減少することがないようにしてほしいとの要望を付した賛成意見が出され、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第196号議案「長崎市消防団員の任免等に関する条例の一部を改正する条例」については、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第197号議案「長崎市消防団員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」については、みずからの仕事を持ちながら、非常事態の際には住民の生命、財産を守る業務に従事している消防団員の報酬、費用弁償については、今後、増額してほしいとの要望を付した賛成意見が出され、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第198号議案「長崎市・琴海町合併協議会の廃止に関する協議について」申し上げます。  本件は、合併に伴い、琴海町及び本市間において、長崎市・琴海町合併協議会の廃止に関する協議をしようとすることについて、議会の議決を経ようとするものであります。  委員会におきましては、旧6町との合併に係る経過措置との相違点、合併後、設置される地域審議会への諮問時期及び諮問内容について質すなど内容検討の結果、一部委員から、当該、合併協議会の設置に際しては、住民との合意が不十分であったことから、反対した経緯があること、旧6町と同じ激変緩和措置期間を保障すべきであるにもかかわらず、同保障がなされないまま合併協議会を廃止することには同意できないことなどを主な論拠とする反対意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第221号議案「工事の請負契約の締結について」申し上げます。  本件は、長崎市総合消防情報システム設置工事の請負契約を締結しようとするものであります。  委員会におきましては、長崎市総合消防情報システムの特徴、同システムの保守に係る契約期間についての考え方、災害時における避難、救援体制と同システムとの連携の有無、行政センターにおける震度計の設置状況と同システムとの連携の有無、指名競争入札への参加候補者の選定に当たって、公募型技術提案を実施した理由とその内容、公募型技術提案審査委員会における審査状況、同審査委員会の委員構成についての考え方について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第224号議案「財産の取得について」申し上げます。  本件は、高規格救急自動車及び高度救命処置用資機材を購入しようとするものであります。  委員会におきましては、高度救命処置用資機材に係る指名競争入札において、指名した7者のうち、3者が辞退していることから、今回の指名競争入札の経緯、今後の指名競争入札における業者の指名及び辞退した業者に対する今後の取り扱いについての考え方について質したのであります。  この点理事者から、高度救命処置用資機材の入札に当たっては、高規格救急自動車に積載する特殊機器であることから、事前に関係部局で協議を重ね、取り扱い品目及び入札への参加意欲等について業者に聞き取り調査を行った上で指名を行ったものの、その後、詳細な仕様書の提示を受けた業者において検討がなされた結果、3者が辞退するに至っている。また、今回のような特殊機器の購入に係る指名競争入札における業者指名に当たっては、本市としても可能な限り事前の情報収集を行うなど今後とも、競争性が確保された上で、公正な入札が適正に行われるよう努力していきたい。辞退した業者に対する今後の取り扱いについては、辞退理由等の内容を十分検証し、次回以降の指名の際の判断材料としたいとの答弁があっております。  そのほか、高規格救急自動車高度救命処置用資機材の入札日が異なる理由、高規格救急自動車の入札において再指名が行われた経緯、高規格救急自動車の予定価格についての考え方について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第225号議案「財産の取得について」、申し上げます。  本件は、救助工作車及び救助資機材を購入しようとするものであります。  委員会におきましては、高規格救急自動車とは異なり、救助工作車及び救助資機材を一括発注とした理由、前回購入した救助工作車及び救助資機材との購入額の比較、買い替えを予定している救助工作車に係る維持管理費の支出状況、消防局における車両の廃車に関する考え方について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  最後に、第135号議案「長崎市議会議員及び長崎市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例」、第137号議案「長崎市行政手続条例の一部を改正する条例」、第149号議案「長崎市行政財産使用料条例の一部を改正する条例」、第152号議案「長崎市使用料等の延滞金及び督促手数料に関する条例の一部を改正する条例」、第199号議案「消防事務の委託の廃止に関する協議について」、第204号議案「平成17年度長崎市土地取得特別会計補正予算(第1号)」、第217号議案「長崎市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例」、第227号議案「平成17年度長崎市財産区特別会計補正予算(第1号)」の以上8件につきましては、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、総務委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 3 ◯議長(緒方冨昭君) これより質疑、討論を行います。2番内田隆英議員。 4 ◯2番(内田隆英君) 第147号議案「一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」でありますが、本議案は、市町村合併に伴う琴海町の老人ホームことのうみ園と、特別養護老人ホーム琴の浦荘の入所者の養護の業務に従事する職員の特殊勤務手当を定めようとするものです。  提案内容は、老人ホームで養護の業務に従事する職員には、現行の給料月額4%の特殊勤務手当を日額100円に、特別養護老人ホームの養護の業務に従事する職員には現行の給料月額8%の特殊勤務手当を月額200円に改定する内容になっています。  この結果、老人ホームの職員の場合は、月額1万5,000円から2,200円に、特殊養護老人ホームの場合は、月額3万1,000円から4,400円に、いずれも85%もの削減をするというひどい内容のものです。合併に伴う激変緩和措置も全く考慮されていない本議案については認めることはできません。  次に、第198号議案「長崎市・琴海町合併協議会の廃止に関する協議について」であります。我が党は、市町村合併はあくまでも住民の合意が大前提であるという立場をとってきました。そうした立場から、住民との合意を得ないままの本市と琴海町との合併協議会の発足については認められないという立場をとってきました。しかも、住民生活に著しい影響をもたらす施策については、旧6町は激変緩和措置として3年間の経過措置をとってきたにもかかわらず、琴海町との合併に当たっては、各種の住民福祉施策激変緩和措置が2年間に短縮されています。住民合意も不十分なままの一方的な合併協議が進められ、その上、旧6町同様の住民福祉施策激変緩和措置も保障しないまま、琴海町との合併協議会を廃止する本議案については認めることはできません。  以上、討論といたします。 5 ◯議長(緒方冨昭君) 質疑、討論を終結し、採決に入ります。  まず、第147号議案「一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」について採決いたします。本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 6 ◯議長(緒方冨昭君) 起立多数であります。  よって、第147号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第198号議案「長崎市・琴海町合併協議会の廃止に関する協議について」採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 7 ◯議長(緒方冨昭君) 起立多数であります。  よって、第198号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第132号議案、第134号議案、第135号議案、第137号議案から第146号議案まで、第148号議案、第149号議案、第152号議案、第194号議案から第197号議案まで、第199号議案、第204号議案、第217号議案、第221号議案、第224号議案、第225号議案及び第227号議案、以上27件について一括して採決いたします。各案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 8 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第132号議案、第134号議案、第135号議案、第137号議案ないし第146号議案まで、第148号議案、第149号議案、第152号議案、第194号議案ないし第197号議案、第199号議案、第204号議案、第217号議案、第221号議案、第224号議案、第225号議案及び第227号議案は、原案のとおり可決されました。  次に 日程30  第133号議案 長崎市特別養護老人ホーム条例 から 日程55  請願第6号 最低保障年金制度の創設を求める  請願について まで、以上26件を一括議題といたします。厚生委員長の審査報告を求めます。36番中村照夫議員。     〔中村(照)厚生委員長登壇〕 9 ◯36番(厚生委員長 中村照夫君) ただいま議題となりました第133号議案ほか25件につきまして、厚生委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  初めに、第133号議案「長崎市特別養護老人ホーム条例」について申し上げます。  本条例は、合併に伴い、琴海町が設置している特別養護老人ホームを本市の特別養護老人ホームとしようとするものであります。  委員会におきましては、本市と琴海町との合併に向けた事務の進捗状況、当該施設の現在の管理運営主体と合併後の取り扱い、当該施設の民間移譲に関する将来見通しについて質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第153号議案「長崎市特別会計条例の一部を改正する条例」及び第180号議案「長崎市池島診療所条例の一部を改正する条例」の以上2件につきましては、合併に伴い、琴海町の国民健康保険琴海町立病院小口出張診療所を本市の診療所としようとするとともに、本市既存の特別会計及び条例の中に同診療所を位置づけ、特別会計及び条例の名称変更等を行おうとするものであり、一括して審査を行いましたので、まとめてご報告申し上げます。  委員会におきましては、種々内容検討の結果、第153号議案につきましては、異議なく原案を可決すべきものと決定し、また、第180号議案につきましては、診断書料等の手数料の額を本市と同額にすることにより、住民の負担増となることから、本議案に同意できないとの反対意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第161号議案「長崎市長寿祝金条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、琴海町における長寿祝金の支給について経過措置を講じようとするものであります。  委員会におきましては、合併協定の中で、琴海町の長寿祝金制度について、2年間の経過措置が講じられるものとされていたにもかかわらず、本年4月1日に、同町が本市と同一の制度に改正したことに対する本市の見解、合併により増加が見込まれる支給者数について質すなど内容検討の結果、一部委員から、合併するに当たって、琴海町の長寿祝金制度が長崎市に統一されている状況を、そのまま引き継ぐことについては、町民の利益を損なうことから同意できないとする反対意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第167号議案「長崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、琴海町が行っていた国民健康保険保険給付等について経過措置を講じようとするものであります。  委員会におきましては、種々内容検討の結果、一部委員から、合併後、葬祭費の保険給付額を本市と同額とすることは、住民の負担増となり同意できないとの反対意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第168号議案「長崎市印鑑条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、琴海町においてなされた印鑑の登録等について経過措置を講じようとするものであります。  委員会におきましては、種々内容検討の結果、一部委員から、印鑑登録証明手数料の額を、本市と同額にすることにより、100円の住民負担増となることから、本議案に同意できないとの反対意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第192号議案「長崎市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、琴海町が設置している病院事業を本市の病院事業として設置しようとするものであります。  委員会におきましては、現琴海町立病院を、将来において民間委託する考えの有無、同病院の経営健全化に向けた今後の方向性について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第193号議案「長崎市立病院使用料等条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、長崎市病院事業の設置等に関する条例に基づき設置する琴海病院に係る使用料の額を定めようとするものであります。  委員会におきましては、種々内容検討の結果、一部委員から、診断書料等の手数料の額を、本市と同額にすることにより、住民の負担増となることから、本議案に同意できないとの反対意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第203号議案「平成17年度長崎市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。  今回の補正は、合併に伴い、合併日以降に要する琴海町分の国保事業費や合併に係る準備経費等の予算を計上しようとするものであります。  委員会におきましては、種々内容検討の結果、一部委員から、第167号議案「長崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例」に基づく葬祭費減額の内容を含んだ補正予算であり同意できないとの反対意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第206号議案「平成17年度長崎市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」について申し上げます。  今回の補正は、保険事業勘定において、琴海町との合併に係る経費や本年10月から実施される介護保険制度改正に伴う経費などを補正しようとするとともに、介護保険事業特別会計に、新たに介護サービス事業勘定を設け、同事業勘定において琴海町の特別養護老人ホームを本市に引き継ぐことにより生じる管理運営費について、必要な予算の補正をしようとするものであります。  委員会におきましては、介護保険制度の改正に伴う経費のうち趣旨普及費の具体的な用途、同制度の改正による利用者負担額への影響について質すなど内容検討の結果、一部委員から、ホテルコストという名目で、施設入所者に新たな負担を強いることについて同意できないとの反対意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第208号議案「平成17年度長崎市診療所事業特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。  今回の補正は、合併に伴い、本市の診療所となる小口診療所に係る経費を計上しようとするものであります。  委員会におきましては、合併後の県からのへき地医療対策費補助金の見通しについて質すなど内容検討の結果、一部委員から、診断書料等の手数料額を本市と同額にする、住民の負担増を前提とした補正予算であり、同意できないとの反対意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第209号議案「平成17年度長崎市病院事業会計補正予算(第1号)」について申し上げます。  今回の補正は、合併に伴い、本市の病院となる琴海病院に係る経費を計上しようとするものであります。  委員会におきましては、本補正予算に対する本市の経費削減等の意向反映の有無、給与費における報酬、給料、賃金等の対象者の詳細、琴海病院における赤字計上額が過去の収支状況と比較して大きい理由について質すなど内容検討の結果、一部委員から、第208号議案の反対理由と同趣旨の反対意見が出されたのであります。  一方、現在、病院経営が厳しい中にあって、琴海病院の今の経営実態をそのまま引き継ぐことは看過できない。今後、効率的な経営に向けて善処してほしいとの要望を付した賛成意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、請願第5号「被爆体験者支援事業の改善を求める請願について」申し上げます。  本請願は、被爆体験者支援事業について、制度創設時の背景や趣旨を考慮し、被爆者援護法に準じるような制度に改善するよう国に対し強く働きかけてほしいとするものであります。  委員会におきましては、理事者から、新制度移行後のスクリーニング検査の結果や新証書交付に係る申請等の状況、これまでの市の制度改善にむけた取り組み内容等について報告を受けるとともに、今後、市としては、スクリーニング検査結果を集計、分析し、客観的、医学的根拠を持たせるため、精神科医師等の専門家の意見を伺いながら、改善点の整理を行い、引き続き、国に対し、市議会等の協力を得ながら、積極的に制度の見直しを働きかけていきたいとする本市の基本方針の説明を受けるなど内容検討の結果、全会一致をもって、本請願を採択すべきものと決定した次第であります。  なお、採択後の措置については、議長においてよろしくお取り計らいくださるようお願いいたします。  次に、請願第6号「最低保障年金制度の創設を求める請願について」申し上げます。  本請願は、全額国庫負担の最低保障年金を1階部分とする年金制度をつくることなどを国などに対して要望してほしいとするものであります。
     委員会におきましては、理事者から、公的年金制度に対する本市の認識や年金制度の過去の改正内容について説明を受けるなど内容検討の結果、最低保障年金制度は、保険料を払わない人に対して、まじめに働く人が費用を負担するような制度であること、ニートと呼ばれる若者たちに対し、さらに働く意欲を阻害しかねない制度であり、日本の将来にとっても損失となると考えられること、社会保障制度は年金だけではなく、一体的な見直しが必要であること、負担と給付のバランスで成り立っている社会保障制度であり、現在の財政難の折に、最低保障年金制度の創設は非常に困難であること、受益者負担という考え方は変えるべきではなく、財源的にも現在の税制の中では制度の創設は行うべきでないこと、財源を高額所得者や法人からの税金に求める請願者の意見は、国民、企業の努力からなる日本の国益を担っている競争力を削ぐものであることなど主な論拠とする反対意見が出されたのであります。  一方、憲法第25条においては、健康で文化的な国民の最低限度の生活を保障することがうたわれており、フリーターや派遣労働等の不安定雇用者が増加している現状にあって、保険料が引き上げられ、保険料を払えない無年金者が増加する状況では、最低保障年金制度の創設は、国民が就労意欲を持つという観点からも緊急に求められているとする賛成意見が出されましたので、採決の結果、賛成少数で本請願を不採択とすべきものと決定した次第であります。  最後に、第151号議案「長崎市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」、第159号議案「長崎市立養護老人ホーム条例の一部を改正する条例」、第160号議案「社会福祉法人に対する助成条例の一部を改正する条例」、第162号議案「長崎市福祉医療費支給条例の一部を改正する条例」、第163号議案「長崎市重度心身障害児福祉手当条例の一部を改正する条例」、第164号議案「長崎市交通遺児教育手当条例の一部を改正する条例」、第165号議案「長崎市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例」、第166号議案「長崎市介護保険条例の一部を改正する条例」、第169号議案「長崎市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例」、第174号議案「長崎市犬取締条例の一部を改正する条例」、第176号議案「長崎市葬斎場条例の一部を改正する条例」、第205号議案「平成17年度長崎市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)」の以上12件につきましては、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、厚生委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 10 ◯議長(緒方冨昭君) これより質疑、討論を行います。25番鶴田誠二議員。 11 ◯25番(鶴田誠二君) ただいま議題となっております第206号議案「平成17年度長崎市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」及び請願第6号については、委員長報告に次の理由から反対をいたします。  まず、第206号議案は、琴海町との合併に伴い、介護保険事業を長崎市の制度に統一することであり、制度統一については、合併協議会で確認されたものであり基本的には賛成をしつつも、ただいま議題となっております補正は、長崎市の現行制度とあわせて、厚生労働省が平成17年10月1日施行の介護保険法の一部改正に基づき事業の改正も含めた議案となっています。今回の介護保険制度の見直しは、さらなる介護サービスの向上が基本とならなければならないにもかかわらず、介護保険施設に入所しているものの食費及び居住費並びに通所サービスの食費が保険対象外となるなど新たな自己負担の導入など、低所得者に負担を強いるものとなっています。このような介護保険制度改正には反対の立場から賛成できません。  また、請願第6号「最低保障年金制度の創設を求める請願について」は、景気などによって大きく左右される現在の年金制度では老後の生活不安が増大するばかりであり、請願者が求めているすべての国民に老後の生活を保障する年金制度を確立するため、基礎的暮らし年金については、全額国庫負担とし、最低保障年金制度をつくることにより、安定した年金制度を確立することを国に求めていくことは重要であるとの立場から、請願採択を求める討論といたします。 12 ◯26番(津村国弘君) ただいま議題となりました第161号議案「長崎市長寿祝金条例の一部を改正する条例」について。  現在の琴海町長寿祝金の制度は長崎市と統一されています。しかし問題は、現在の琴海町の制度が最近決められたことであります。琴海町では、これまで73歳から受け取ることができていた祝金を、ことし3月議会、長崎市の制度に合わせています。制度改正がなければ、琴海町住民は2年間の経過措置があったわけであります。琴海町議会で日本共産党は、制度の後退だとして反対いたしました。本議案は実態として合併に伴い琴海町住民に不利益をもたらす内容であり、制度をそのまま引き継ぐことについては認めることはできません。  第167号議案「長崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例」は、国民健康保険事業の葬祭費が3万円から2万円に引き下げられる内容であること。  第168号議案「長崎市印鑑条例の一部を改正する条例」は、印鑑登録証交付手数料が無料から300円に引き上げられるという内容であり、いずれも合併に伴い、琴海町住民に負担をもたらす内容であり、反対であります。  第203号議案「平成17年度長崎市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」は、第167号議案と同じ理由で反対します。  第193号議案「長崎市立病院使用料等条例の一部を改正する条例」、第180号議案「長崎市池島診療所条例の一部を改正する条例」は、いずれも合併に伴って診断書、手数料などが長崎市の制度に統一されることにより、手数料が従来より引き上げられる内容であります。このことは、琴海町の住民に負担をもたらすことであり、認めることはできません。  第209号議案「平成17年度長崎市病院事業会計補正予算(第1号)」、第208号議案「平成17年度長崎市診療所事業特別会計補正予算(第1号)」については、第193号議案、第180号議案で述べた理由で反対であります。  第206号議案「平成17年度長崎市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」について、本予算には介護保険制度改正に係る歳出予算が含まれております。来月1日実施の介護保険法の一部改正に伴い、介護保険施設の入所者及び通所サービス利用者の食費、居住費が介護保険から外され自己負担となります。委員会資料によれば、対象者見込み数は琴海町も含めて9,072人であり、11億4,400万円の保険給付費が減額補正されております。もちろん低所得者に対する減額措置である特定入所者介護サービス等費4億円については当然の補正であります。利用者に負担を押しつけるホテルコスト導入については反対であり、本補正予算は認めることができません。  最後に、請願第6号「最低保障年金制度の創設を求める請願について」は、委員長報告に反対し、請願賛成の立場で意見を申し上げます。  本請願は、すべての国民の老後の生活を保障する年金制度にするため、全額国庫負担の最低保障年金を1階部分とする年金制度をつくることなど国に対して要望してほしいという内容であります。  年金制度は1985年以来、2000年まで4回にわたって改悪された結果、保険料が引き上げられ、年金額が引き下げられてきました。1961年、国民皆年金と称してスタートした国民年金は85年から強制加入になったものの、保険料が高いのと年金額が低いため、年金離れが進み、空洞化が進んでいます。厚生年金も企業倒産、リストラで加入者が減り、一方で、パート、派遣労働者など雇用が不安定な人がふえています。日本の年金制度が抱えている最大の問題点は、このままでは、無年金者、低年金者がふえ続けるということではないでしょうか。掛金を掛けた人だけがもらえる現行の保険方式では、この問題に対処することはできません。諸外国でも掛金なしで受給できる年金は実施されています。日本でも最低保障年金制度、掛金部分を上乗せして、生活できる年金制度を構築すべきであります。  必要なことは、年金制度はすべての人の生存権を保障するもので、社会保障制度の根幹であるという基本的な理念に立った改革であります。最低保障年金制度は、すべての国民にとって老後を安心して暮らせる生活の保障となるものであり、請願採択を強く求めるものであります。  以上、討論といたします。 13 ◯議長(緒方冨昭君) 質疑、討論を終結し、採決に入ります。  まず、請願第6号「最低保障年金制度の創設を求める請願について」採決いたします。本請願に対する委員長の報告は不採択であります。委員長の報告どおり本請願を不採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 14 ◯議長(緒方冨昭君) 起立多数であります。  よって、請願第6号は不採択とすることに決定されました。  次に、第206号議案「平成17年度長崎市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」について採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 15 ◯議長(緒方冨昭君) 起立多数であります。  よって、第206号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第161号議案「長崎市長寿祝金条例の一部を改正する条例」、第167号議案「長崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例」、第168号議案「長崎市印鑑条例の一部を改正する条例」、第180号議案「長崎市池島診療所条例の一部を改正する条例」、第193号議案「長崎市立病院使用料等条例の一部を改正する条例」、第203号議案「平成17年度長崎市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」、第208号議案「平成17年度長崎市診療所事業特別会計補正予算(第1号)」及び第209号議案「平成17年度長崎市病院事業会計補正予算(第1号)」、以上8件について一括して採決いたします。各案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 16 ◯議長(緒方冨昭君) 起立多数であります。  よって、第161号議案、第167号議案、第168号議案、第180号議案、第193号議案、第203号議案、第208号議案及び第209号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第133号議案、第151号議案、第153号議案、第159号議案、第160号議案、第162号議案から第166号議案まで、第169号議案、第174号議案、第176号議案、第192号議案、第205号議案及び請願第5号、以上16件について一括して採決いたします。各案に対する委員長の報告は原案可決もしくは採択であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 17 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第133号議案、第151号議案、第153号議案、第159号議案、第160号議案、第162号議案ないし第166号議案、第169号議案、第174号議案、第176号議案、第192号議案、第205号議案は原案のとおり可決され、請願第5号は採択されることに決定されました。  なお、ただいま採択されました請願第5号につきましては、委員長から報告がありましたとおり、議長において関係機関に対し要請する措置を講ずることにいたしたいと思いますので、ご了承をお願いいたします。  次に 日程56  第136号議案 長崎市農業委員会に関する条例  の一部を改正する条例 から 日程72  請願第7号 義務教育国庫負担制度の堅持に対  する請願について まで、以上17件を一括議題といたします。文教経済委員長の審査報告を求めます。6番毎熊政直議員。     〔毎熊文教経済委員長登壇〕 18 ◯6番(文教経済委員長 毎熊政直君) ただいま議題となりました第136号議案ほか16件につきまして、文教経済委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  初めに、第154号議案「長崎市立小学校条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、琴海町が設置している小学校を本市の小学校としようとするものであります。  委員会におきましては、将来の学校統廃合の考え方について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第155号議案「長崎市立中学校条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、琴海町が設置している中学校を本市の中学校としようとするものであります。  委員会におきましては、遠距離通学に係る交通手段、教職員用の駐車スペースに対する考え方について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第156号議案「長崎市文化財保護条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、琴海町の指定文化財を本市の指定文化財とするとともに、その他所要の整備をしようとするものであります。  委員会におきましては、同町の指定文化財が現時点では指定予定であることから、今回、条例改正を行う理由について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第170号議案「長崎市企業立地奨励条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、琴海町においてなされた企業立地奨励措置に係る指定等について経過措置を講じようとするものであります。  委員会におきましては、合併前の同町においては事業所税は課税されないことから合併後の事業所税の取り扱いについて質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第177号議案「長崎市環境保全条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、琴海町の区域内に設置されているばい煙発生施設等の指定施設の届出期間について特例措置を講じようとするものであります。  委員会におきましては、同町における対象施設数について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第207号議案「平成17年度長崎市生活排水事業特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。  今回の補正は、合併に伴い、農業集落排水事業費その他について予算の補正を行おうとするものであります。  委員会におきましては、事業債に対する財源措置、受益者分担金等の未収金対策、合併処理浄化槽の導入を検討していく考えの有無、受益者分担金及び使用料の収納率に係る他地区との比較、公共下水道などとの管理一元化に関する協議経過、同事業の普及に対する考え方について質すなど内容検討の結果、受益者分担金の収納率が悪く、本市が引き継ぐことになれば新たに市民の負担増となることから、できるだけ琴海町と協議を行い、未収金の早期納付について町民の理解を得て、収納率向上に努力してほしいこと、大村湾の清浄化にもつながるように、早急に水洗化率を高めてほしいとの要望を付した賛成意見が出され、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、請願第7号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する請願について」申し上げます。  本請願は、義務教育制度の根幹である教育の機会均等、水準確保及び無償制の維持に不可欠である義務教育費国庫負担制度の堅持について、国に対して要望してほしいというものであります。  委員会におきましては、理事者に対し、中央教育審議会の審議経過について説明を求めるなど内容検討の結果、全会一致をもって本請願を採択すべきものと決定した次第であります。  なお、採択後の措置については、議長においてよろしくお取り計らいくださるようお願いいたします。  また、本請願に係る意見書を議第13号議案として別途提出しておりますので、よろしくご審議をお願いいたします。  最後に、第136号議案「長崎市農業委員会に関する条例の一部を改正する条例」、第150号議案「長崎市立学校施設使用料等条例の一部を改正する条例」、第157号議案「長崎市体育館条例の一部を改正する条例」、第158号議案「長崎市文化センター条例の一部を改正する条例」、第171号議案「長崎市火入れに関する条例の一部を改正する条例」、第172号議案「長崎市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例」、第173号議案「長崎市野母崎農村活性化センター条例の一部を改正する条例」、第175号議案「長崎市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例」、第178号議案「長崎市空き缶等の散乱防止及び再資源化の推進に関する条例の一部を改正する条例」、第179号議案「長崎市浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の一部を改正する条例」の以上10件につきましては、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、文教経済委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 19 ◯議長(緒方冨昭君) これより質疑、討論を行います。  質疑、討論を終結し、ただいま議論となっております第136議案、第150号議案、第154号議案から第158号議案まで、第170号議案から第173号議案まで、第175号議案、第177号議案から第179号議案まで、第207号議案及び請願第7号、以上17件について一括して採決いたします。各案に対する委員長の報告はいずれも原案可決、もしくは採択であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 20 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第136号議案、第150号議案、第154号議案ないし第158号議案、第170号議案ないし第173号議案、第175号議案、第177号議案ないし第179号議案、第207号議案は原案のとおり可決され、請願第7号は採択することに決定されました。  なお、ただいま採択されました請願第7号につきましては、委員長から報告がありましたとおり、議長において関係機関に対し要請する措置を講じることにいたしたいと思いますので、ご了承をお願いいたします。  次に 日程73  第181号議案 長崎市道路占用料条例の一部を  改正する条例 から 日程93  第226号議案 平成17年度長崎市駐車場事業特  別会計補正予算(第2号) まで、以上21件を一括議題といたします。建設水道委員長の審査報告を求めます。21番吉原 孝議員。    〔吉原(孝)建設水道委員長登壇〕 21 ◯21番(建設水道委員長 吉原 孝君) ただいま議題となりました第181号議案ほか20件につきまして、建設水道委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  初めに、第188号議案「長崎市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、琴海町が設置している水道事業及び簡易水道事業並びに公共下水道事業を本市の水道事業及び簡易水道事業並びに公共下水道事業として設置しようとするものであります。  委員会におきましては、琴海町における水道施設の現況及び下水道事業の今後の見通しについて質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第189号議案「長崎市水道事業給水条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、琴海町の水道料金について期間を定めて負担軽減のための特例措置を講じるとともに、その他必要な経過措置を講じようとするものであります。  委員会におきましては、種々内容検討の結果、一部委員から、水道料金については、激変緩和措置が取られるものの、本市と料金を統一することにより、住民の負担増が生じることから、このような措置は認めることができないとの反対意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第190号議案「長崎市下水道条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、琴海町の公共下水道の使用料について期間を定めて負担軽減のための特例措置を講じるとともに、その他必要な経過措置を講じようとするものであります。
     委員会におきましては、種々内容検討の結果、一部委員から、下水道使用料については、激変緩和措置が取られるものの、結果的に、高い料金に統一されていく状況については賛成できないとの反対意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第191号議案「長崎市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、合併に伴い、琴海町において賦課された公共下水道事業の受益者に係る負担金、分担金等について経過措置を講じるとともに、延滞金に係る端数処理を見直そうとするものであります。  委員会におきましては、受益者負担金に対する基本的な考え方について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第201号議案「町の区域の新設及び大字の区域の廃止について」申し上げます。  本議案は、合併に伴い、琴海町の大字の区域をもって町の区域を新たに画し、大字の区域を廃止することについて、関係法の規定により議会の議決を経ようとするものであります。  委員会におきましては、町名に琴海がつく町とつかない町が混在している理由について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第210号議案「平成17年度長崎市水道事業会計補正予算(第3号)」について申し上げます。  今回の補正は、合併に伴う琴海町予算の引き継ぎについて、補正しようとするものであります。  委員会におきましては、給水収益の積算根拠、未収金の状況について質すなど内容検討の結果、一部委員から、第189号議案にかかわる予算措置であるため、同趣旨の理由で賛成できないとの反対意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第211号議案「平成17年度長崎市下水道事業会計補正予算(第3号)」について申し上げます。  今回の補正は、合併に伴う琴海町予算の引き継ぎについて、補正しようとするものであります。  委員会におきましては、種々内容検討の結果、一部委員から、第190号議案にかかわる予算措置であるため、同趣旨の理由で賛成できないとの反対意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第216号議案「長崎市地区計画の区域内における建築物に係る制限に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  今回の改正は、ガーデンシティ東長崎地区計画、小ケ倉町1丁目地区計画及び木鉢町1丁目地区計画において地区整備計画が定められた区域内の良好な居住環境の確保と有効な土地の利用を図るため、当該区域内における建築物の用途、構造等の制限を定めたいのと、その他関係条文の整理をしようとするものであります。  委員会におきましては、小ケ倉町1丁目地区において、隣接地に空き地が存在するにもかかわらず当該区域のみに限定した理由、小ケ倉町1丁目地区及び木鉢町1丁目地区おける用途地域変更の見通し、地区計画の都市計画決定後に同計画を条例化することの必要性、地区計画を活用した今後のまちづくりについて質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第220号議案「工事の請負契約の締結について」申し上げます。  本件は、香焼町における田ノ浦団地公営住宅新築主体工事の請負契約を締結しようとするものであります。  委員会におきましては、旧6町及び旧市域内における市営住宅の充足率について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第222号議案「有料駐車場の料金の徴収期間変更に関する同意について」申し上げます。  本議案は、県道路公社から県営松が枝町駐車場の料金の徴収期間を変更することについて同意を求められたため、その同意について関係法の規定により議会の議決を経ようとするものであります。  委員会におきましては、当該駐車場の本市への移管後の収支予測において委託料が増加している理由について質すなど内容検討の結果、無人化で人を配置しない方向で検討しながら、指定管理者制度導入も含めた中で、収支改善に向けて頑張ってほしいとの要望を付した賛成意見が出され、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第223号議案「市道路線の認定及び廃止について」申し上げます。  本件は、市道118路線を認定し、6路線を廃止しようとするものであります。  委員会におきましては、寄附を受けた私有地を市道として認定する際の要件、新たに認定しようとする東出津町8号線と接続している既存道路の現況について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第226号議案「平成17年度長崎市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)」について申し上げます。  今回の補正は、松が枝町駐車場においてアスベスト対策を講じることに伴い、予算の補正をしようとするものであります。  委員会におきましては、工事期間中に地下部分の供用を休止することに伴う駐車場使用料の減額補正を今回行うことに対する本市の考え方について質したのであります。  この点理事者から、減収の状況を見て、最終的に補正するという手法もあるが、工事期間中地下部分が休止になることにより、一定期間の減収は避けられないことから、関係部局とも協議した結果、今回、減額補正を行うことと判断するに至ったとの答弁があっております。  そのほか、工事請負費に係る平米単価及び減額補正を行う駐車場使用料の積算根拠について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  最後に、第181号議案「長崎市道路占用料条例の一部を改正する条例」、第182号議案「長崎市都市公園条例の一部を改正する条例」、第183号議案「長崎市公園条例の一部を改正する条例」、第184号議案「長崎市屋外広告物条例の一部を改正する条例」、第185号議案「長崎市営住宅条例の一部を改正する条例」、第186号議案「長崎市準用河川占用料徴収条例の一部を改正する条例」、第187号議案「長崎市法定外公共物管理条例の一部を改正する条例」、第200号議案「長崎県南部広域水道企業団を組織する地方公共団体の数の減少及び同企業団の規約の変更に関する協議について」、第215号議案「長崎市交通安全対策会議条例の一部を改正する条例」の以上9件につきましては、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、建設水道委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 22 ◯議長(緒方冨昭君) これより質疑、討論を行います。27番山本誠一議員。 23 ◯27番(山本誠一君) ただいま議題となりました第189号議案を初め第190号議案、第210号議案、第211号議案については、いずれも委員長報告に反対する立場から意見を申し上げます。  初めに、第189号議案「長崎市水道事業給水条例の一部を改正する条例」については、反対する理由を以下、申し上げます。  本条例は、琴海町との合併に基づき、水道料金の設定、激変緩和措置、その他行為の引き継ぎなどを条例化するものであります。水道料金の激変緩和措置などは、琴海町の意向を酌んだものでありますが、それでも5年後には本市の水道料金にあわされるもので、高い水道料金になります。これは、合併論議の過程の中でも町民から不満が出されていたものであり、賛成できません。  次に、第190号議案「長崎市下水道条例の一部を改正する条例」でありますが、これも第189号議案と同様に、琴海町との合併に伴い下水道使用料激変緩和措置、引き継ぎ事項などを条例化するものであります。したがって同様の理由により賛成できないものであります。  次に、第210号議案「平成17年度長崎市水道事業会計補正予算(第3号)」及び第211号議案「平成17年度長崎市下水道事業会計補正予算(第3号)」については、いずれも先ほど述べた理由により、その条例改正に伴う予算措置でありますので、同趣旨の理由で同意することはできません。  以上で意見を終わります。 24 ◯議長(緒方冨昭君) 質疑、討論を終結し、採決に入ります。  まず、第189号議案「長崎市水道事業給水条例の一部を改正する条例」、第190号議案「長崎市下水道条例の一部を改正する条例」、第210号議案「平成17年度長崎市水道事業会計補正予算(第3号)」及び第211号議案「平成17年度長崎市下水道事業会計補正予算(第3号)」、以上4件について採決いたします。各案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 25 ◯議長(緒方冨昭君) 起立多数であります。  よって、第189号議案、第190号議案、第210号議案及び第211号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第181号議案から第188号議案まで、第191号議案、第200号議案、第201号議案、第215号議案、第216号議案、第220号議案、第222号議案、第223号議案及び第226号議案、以上17件について一括して採決いたします。各案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 26 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第181号議案ないし第188号議案、第191号議案、第200号議案、第201号議案、第215号議案、第216号議案、第220号議案、第222号議案、第223号議案及び第226号議案は原案のとおり可決されました。  次に 日程94  第202号議案 平成17年度長崎市一般会計補正  予算(第3号) を議題といたします。まず、総務委員長の審査報告を求めます。28番森 幸雄議員。       〔森総務委員長登壇〕 27 ◯28番(総務委員長 森 幸雄君) ただいま議題となりました第202号議案「平成17年度長崎市一般会計補正予算(第3号)」のうち、総務委員会所管部分における審査の経過並びに結果について、以下、特に、質疑、意見が集中した点をご報告申し上げます。  まず、歳出についてであります。  総務費において、国の委託を受け、官民が協働して参画できる交流人口拡大のための方策の検討を行おうとする国土施策創発調査費が計上されております。  委員会におきましては、過去における類似の調査結果がその後の行政運営に生かされていないとの認識があることから、今回の調査の推進体制及び調査結果に基づくその後の取り組みについての考え方について質したのであります。この点理事者から、調査の推進体制については、企画部を中心に、関係部局と十分な連携を取って進めていきたい。また、今回の調査結果を参考に、国との協議を行いながら、観光客拡大の仕組みと既存施策との連携や効率的な情報発信、ビジネス交流等の方策を検討し、総合計画における実施計画の中において具体的に事業化を図るなど本市における交流人口の拡大に努めていきたいとの答弁があっております。  このほか、長崎伝習所基金に引き継ぐ琴海町人材育成基金の過去の事業実績、合併後の琴海町の特別職の取り扱い、広報紙の発行単価、琴海町の汎用機の取り扱いについて質すなど内容を検討した次第であります。  次に、歳入につきまして、各款にわたり種々内容を検討した次第であります。さらに、総括的な問題として、地方交付税における三位一体改革の影響、今回の合併に伴う各種事業における経過措置の旧6町との相違点、琴海町における辺地債の割合が旧6町と比較して多い理由、合併の効果を発揮させるための行政運営に対する考え方、選択と集中による施策の重点化に対する考え方について質すなど内容を検討した次第であります。  以上、審査経過の概要を申し上げましたが、その結果、一部委員から、歳入において、住民基本台帳ネットワークシステム管理運営費の歳出に見合う歳入部分については認められないこと、今回の補正予算は、主に合併に伴うものであるが、今回の合併は住民の意思を無視した形で進められてきており、高い水準にあった施策が、すべて長崎市に統一をされていくことには同意できないこと、6町と比較して、琴海町における激変緩和措置期間が短いなど不公平な取り扱いとされていることは認められないことなどを主な論拠とする反対意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、総務委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 28 ◯議長(緒方冨昭君) 次に、厚生委員長の審査報告を求めます。36番中村照夫議員。     〔中村(照)厚生委員長登壇〕 29 ◯36番(厚生委員長 中村照夫君) ただいま議題となっております第202号議案「平成17年度長崎市一般会計補正予算(第3号)」のうち、厚生委員会所管部分における審査の経過並びに結果について、以下、特に、質疑、意見が集中した点をご報告申し上げます。  まず、民生費において、原爆被爆者療養センター立山荘のアスベスト除去工事への助成を行おうとする原爆被爆者療養センター施設整備費補助金が計上されております。  委員会におきましては、近年における立山荘の利用者数の推移、立山荘運営の将来展望について質すなど内容を検討した次第であります。  そのほか、本市における特別養護老人ホームの整備状況と今後の見通し、特別養護老人ホームの設置主体である社会福祉法人の理事の住所要件に関する規約の有無、琴海町にある5つの保育所の定員と保育所運営費の内訳、本市の待機児童解消に向けた基本的な考え方について質すなど内容を検討した次第であります。  次に、衛生費におきましては、昭和48年に認定を受けた予防接種健康被害者へ、障害児養育年金のうち未認定の昭和60年3月以前の同年金相当額を支給しようとする予防接種事故措置費が計上されております。  委員会におきましては、予防接種による健康被害者を救済する制度改正の経過、当該対象者に対する制度説明の有無について質すなど内容を検討した次第であります。  以上、審査経過の概要を申し上げましたが、その結果、一部委員から、個人のプライバシーを守る点について、導入時点から疑問がある住民基本台帳ネットワークシステムを、琴海町との合併においても適用することについて同意できないこと、第161号議案の審査において、琴海町が本市の制度に統一したものを引き継ぐことについて問題点を指摘した長寿祝金が本補正予算に含まれていること、琴海町との合併に伴う各種福祉施策の経過措置期間が2年間となっていることについて、旧6町との合併と同様に3年間とすべきであると考えていることなどを主な論拠とする反対意見が出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、厚生委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 30 ◯議長(緒方冨昭君) 次に、文教経済委員長の審査報告を求めます。6番毎熊政直議員。     〔毎熊文教経済委員長登壇〕 31 ◯6番(文教経済委員長 毎熊政直君) ただいま議題となっております第202号議案「平成17年度長崎市一般会計補正予算(第3号)」のうち、文教経済委員会所管部分における審査の経過並びに結果について、以下、特に質疑、意見が集中した点をご報告申し上げます。  まず、衛生費において、ごみ収集委託費が計上されておりますが、委員会におきましては、琴海町のごみ収集委託について、契約方法は現行どおり随意契約とされていることから、合併協議会の協議経過について質すなど検討を加えた次第であります。  次に、農林水産業費において、ハイビスカス等生産事業費が計上されておりますが、委員会におきましては、出荷予定である平成19年度以降の収支等の計画について質したのであります。この点理事者から、同事業の出荷計画については、公共的利用及び委託販売を考えており、当面は採算的に厳しいと予想されるものの、地元雇用の創出が図られ、また、地域の特性を生かした特色ある花木等を生産し、各地域の特産品として位置づけることにより、地域観光のPR及び産業振興につなげていきたいとの答弁があっております。  そのほか、同事業の事業主体及び管理委託の方法、産炭地域活性化基金助成金の申請内容、地元雇用の人数、旧高島町の退職職員を雇用する考えの有無、同事業の実施箇所から池島地区を除外している理由について質すなど内容を検討した次第であります。  次に、商工費におきまして、観光客誘致対策費が計上されておりますが、委員会におきましては、軍艦島等PRコーナー設置事業費に係る業務委託費の妥当性の有無、同PRコーナーを長崎港ターミナルビル内に設置する理由について質すなど内容を検討した次第であります。  次に、長崎ランタンフェスティバル事業共催費負担金が計上されておりますが、委員会におきましては、ランタンの設置数、期間中の商店街の営業時間の延長についての考え方、装飾エリアを拡大していく考え方、週末の湊公園周辺の混雑緩和策について質すなど検討を加えた次第であります。  以上、審査経過の概要を申し上げましたが、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、文教経済委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 32 ◯議長(緒方冨昭君) 次に、建設水道委員長の審査報告を求めます。21番吉原 孝議員。    〔吉原(孝)建設水道委員長登壇〕 33 ◯21番(建設水道委員長 吉原 孝君)  ただいま議題となっております第202号議案「平成17年度長崎市一般会計補正予算(第3号)」のうち、建設水道委員会所管部分における審査の経過並びに結果について、以下、特に、質疑、意見が集中した点をご報告申し上げます。  土木費におきまして、合併する琴海町から引き継いで道路整備を行う辺地対策事業費が計上されております。  委員会におきましては、現在、事業を推進している4路線の進捗状況や今後の事業の方向性について質すなど内容を検討した次第であります。  そのほか、国道499号から女神大橋の取付道路に通じる交差点部の整備状況、市施行の急傾斜地崩壊対策事業における事業の採択要件、港湾事業費負担金に関連して工事箇所の選定のあり方、特殊地下ごうのうち被爆遺構的なものに対する安全対策について質すなど内容検討の結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。  以上で、建設水道委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 34 ◯議長(緒方冨昭君) これより質疑、討論を行います。1番堀江ひとみ議員。 35 ◯1番(堀江ひとみ君) ただいま議題となりました第202号議案「平成17年度長崎市一般会計補正予算(第3号)」については、以下の理由で反対いたします。  1点目は、琴海町との合併に関連する補正です。第161号議案などで述べましたように、琴海町の住民合意も不十分なまま合併協議が進められ、しかも合併後、住民生活に著しい影響をもたらす各種の福祉施策が既に合併した6町と比較して、激変緩和の経過措置が短縮されていることは重大です。  2点目は、地方交付税が確定したことに伴う補正が計上されています。国の三位一体改革による地方交付税等の削減による本市への影響は42億円にも上ります。交付税削減は結果として、保育所の民間移譲などに見られるように、住民福祉にかかわる事業の切り捨てとなっていると考えます。三位一体改革による地方交付税削減に反対するとともに、地方自治体の根幹にかかわる公的責任を放棄している現状について認めることはできません。  最後に、住民のプライバシー保護が懸念されている現状において、住民基本台帳ネットワークにかかわる補正予算については反対いたします。       〔板坂博之君登壇〕 36 ◯7番(板坂博之君) ただいま議題となっております、第202号議案「平成17年度長崎市一般会計補正予算(第3号)」について、賛成の立場から明政クラブを代表して意見を申し上げます。  本補正予算につきましては、琴海町との合併にかかわる準備経費や平成18年1月4日からの合併後の新長崎市としての補正予算が計上されるなど本市と琴海町の合併にかかわる補正が主な内容となっております。  そこで、意見、要望を申し上げます。合併にかかわる補正は、長崎市・琴海町合併協議会の合意事項及び本年3月19日に調印された合併協定書に定められた内容のとおり、長崎市の制度への統一や住民生活に多大な影響が予想されるものについては、激変緩和措置を設けるという基本的な考え方で調査されたものが計上されておりますが、さきの6町と同様に説明会の開催や広報活動により、その内容を住民の立場に立ち、わかりやすく周知活動を行っていただきたいと思うのであります。  また、今後、予算に関連した条例の施行規則や細則で定めることとなる各種事業の運営内容など、具体的な細目については、住民の意見を尊重し、琴海町と協議、調整を行い決定していただくよう要望するものであります。  次に、合併後の本市運営に当たっては、各種合併協議の協議結果、合意事項が守られていないものが本年3月定例会において見受けられたので、今回の合併においては確実に、これらを遵守していただくよう強く要望いたします。
     なお、合併後に残された問題として、合併協定書に琴海町が加入している西彼中央衛生施設組合から脱退する方向で協議するとありますが、ごみ及びし尿処理に支障が生じないよう十分な調整、協議を行っていただくよう、あわせて要望いたします。  以上の要望、意見を申し上げましたが、平成18年1月4日の本市と琴海町との合併により誕生した新長崎市がますます活気にあふれ、次世代を担う子どもたちから合併してよかったと評価していただけるよう、行政と議会が一体となって新長崎市のまちづくり推進に努力することを決意し、明政治クラブを代表しての賛成討論といたします。 37 ◯25番(鶴田誠二君) ただいま議題となっております第202号議案「平成17年度長崎市一般会計補正予算(第3号)」につきましては、新たに立山防空ごう保存にかかわる整備事業費などの平和課題や社会的に深刻となっているアスベスト対策費工事にかかわる補正が組まれているなど大いに評価をすべきところもありますが、一方、個人情報の漏えいの危険性から一貫して反対してきました住民基本台帳ネットワークシステム事業に関連する補正と第206号議案で反対理由を申し述べてきました改正介護保険法の施行に伴い、事業費繰出金の減額補正が含まれていることから、賛成できないことを申し上げて、第202号議案の反対の討論といたします。 38 ◯議長(緒方冨昭君) 質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第202号議案「平成17年度長崎市一般会計補正予算(第3号)」について採決いたします。本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 39 ◯議長(緒方冨昭君) 起立多数であります。  よって、第202号議案は原案のとおり可決されました。  次に 日程95  第263号議案 平成16年度三和町土地取得特別  会計歳入歳出決算 を議題といたします。総務委員長の審査報告を求めます。28番森 幸雄議員。       〔森総務委員長登壇〕 40 ◯28番(総務委員長 森 幸雄君) ただいま議題となりました第263号議案「平成16年度三和町土地取得特別会計歳入歳出決算」について、総務委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  委員会におきましては、種々内容検討の結果、異議なく本決算を認定すべきと決定した次第であります。  以上で、総務委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 41 ◯議長(緒方冨昭君) これより質疑、討論を行います。  質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第263号議案「平成16年度三和町土地取得特別会計歳入歳出決算」について採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 42 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第263号議案は認定することに決定されました。  次に 日程96  第232号議案 平成16年度香焼町国民健康保険  事業特別会計歳入歳出決算 から 日程114  第267号議案 平成16年度国民健康保険野母崎  町立病院事業会計決算 まで、以上19件を一括議題といたします。厚生委員長の審査報告を求めます。36番中村照夫議員。     〔中村(照)厚生委員長登壇〕 43 ◯36番(厚生委員長 中村照夫君) ただいま議題となりました第232号議案ほか18件につきまして、厚生委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  初めに、第233号議案「平成16年度香焼町老人保健特別会計歳入歳出決算」、第238号議案「平成16年度伊王島町老人保健会計歳入歳出決算」、第243号議案「平成16年度高島町老人保健特別会計歳入歳出決算」、第250号議案「平成16年度野母崎町老人保健特別会計歳入歳出決算」、第257号議案「平成16年度外海町老人保健特別会計歳入歳出決算」及び第262号議案「平成16年度三和町老人保健特別会計歳入歳出決算」の以上6件につきましては、合併前の旧6町における老人保健事業の平成16年4月1日から本年1月3日までの期間に係る決算であり、一括して審査を行いましたので、まとめてご報告申し上げます。  委員会におきましては、老人保健事業において、三和町の赤字計上額が他町と比べ突出している理由について質すなど内容検討の結果、いずれも異議なく認定すべきものと決定した次第であります。  最後に、第232号議案「平成16年度香焼町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算」、第235号議案「平成16年度香焼町介護保険事業特別会計歳入歳出決算」、第237号議案「平成16年度伊王島町国民健康保険特別会計歳入歳出決算」、第239号議案「平成16年度伊王島町介護保険特別会計歳入歳出決算」、第244号議案「平成16年度高島町国民健康保険特別会計歳入歳出決算」、第245号議案「平成16年度高島町介護保険特別会計歳入歳出決算」、第249号議案「平成16年度野母崎町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算」、第251号議案「平成16年度野母崎町介護保険事業特別会計歳入歳出決算」、第256号議案「平成16年度外海町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算」、第259号議案「平成16年度外海町池島診療所特別会計歳入歳出決算」、第261号議案「平成16年度三和町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算」、第264号議案「平成16年度三和町介護保険特別会計歳入歳出決算」、第267号議案「平成16年度国民健康保険野母崎町立病院事業会計決算」の以上13件につきましては、種々内容検討の結果、いずれも異議なく認定すべきものと決定した次第であります。  以上で、厚生委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 44 ◯議長(緒方冨昭君) これより質疑、討論を行います。  質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第232号議案、第233号議案、第235号議案、第237号議案から第239号議案まで、第243号議案から第245号議案まで、第249号議案から第251号議案まで、第256号議案から第257号議案、第259号議案、第261号議案、第262号議案、第264号議案及び第267号議案、以上19件について一括して採決いたします。各案に対する委員長の報告はいずれも認定であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 45 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第232号議案、第233号議案、第235号議案、第237号議案ないし第239号議案、第243号議案ないし第245号議案、第249号議案ないし第251号議案、第256号議案、第257号議案、第259号議案、第261号議案、第262号議案、第264号議案、第267号議案は認定することに決定されました。  次に 日程115  第269号議案 平成16年度長崎半島浄化施設組  合一般会計歳入歳出決算 を議題といたします。文教経済委員長の審査報告を求めます。6番毎熊政直議員。     〔毎熊文教経済委員長登壇〕 46 ◯6番(文教経済委員長 毎熊政直君) ただいま議題となりました第269号議案「平成16年度長崎半島浄化施設組合一般会計歳入歳出決算」につきまして、文教経済委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  委員会におきましては、種々内容検討の結果、異議なく本決算を認定すべきものと決定した次第であります。  以上で、文教経済委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 47 ◯議長(緒方冨昭君) これより質疑、討論を行います。  質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第269号議案「平成16年度長崎半島浄化施設組合一般会計歳入歳出決算」について採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 48 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第269号議案は認定することに決定されました。  次に、 日程116  第234号議案 平成16年度香焼町公共下水道事  業特別会計歳入歳出決算 から 日程127  第268号議案 平成16年度三和町水道事業会計  決算 まで、以上12件を一括議題といたします。建設水道委員長の審査報告を求めます。21番吉原 孝議員。    〔吉原(孝)建設水道委員長登壇〕 49 ◯21番(建設水道委員長 吉原 孝君) ただいま議題となりました第234号議案ほか11件につきまして、建設水道委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  初めに、第240号議案「平成16年度伊王島町簡易水道特別会計歳入歳出決算」、第246号議案「平成16年度高島町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算」、第252号議案「平成16年度野母崎町上水道事業特別会計歳入歳出決算」、第255号議案「平成16年度外海町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算」、第266号議案「平成16年度香焼町水道事業会計決算」、第268号議案「平成16年度三和町水道事業会計決算」の以上6件につきましては、合併前の旧6町における水道事業の平成16年4月1日から本年1月3日までの期間に係る決算であり、一括して審査を行いましたので、まとめてご報告いたします。  委員会におきましては、三和町における収支の状況、伊王島簡易水道基幹改良事業の概要、外海町から引き継いだ地方債残高の内訳について質すなど内容検討の結果、いずれも異議なく認定すべきものと決定した次第であります。  次に、第234号議案「平成16年度香焼町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算」、第241号議案「平成16年度伊王島町下水道事業特別会計歳入歳出決算」、第247号議案「平成16年度高島町下水道事業特別会計歳入歳出決算」、第253号議案「平成16年度野母崎町下水道事業特別会計歳入歳出決算」、第258号議案「平成16年度外海町下水道事業特別会計歳入歳出決算」、第265号議案「平成16年度三和町下水道事業特別会計歳入歳出決算」の以上6件につきましては、合併前の旧6町における下水道事業の平成16年4月1日から本年1月3日までの期間に係る決算であり、一括して審査を行いましたので、まとめてご報告いたします。  委員会におきましては、香焼町における使用料収入の状況、外海町における受益者負担金の収納状況、各町における収入未済額の状況について質すなど内容検討の結果、いずれも異議なく認定すべきものと決定した次第であります。  以上で、建設水道委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 50 ◯議長(緒方冨昭君) これより質疑、討論を行います。  質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第234号議案、第240号議案、第241議案、第246号議案、第247号議案、第252号議案、第253号議案、第255号議案、第258号議案、第265号議案、第266号議案及び第268号議案、以上12件について一括して採決いたします。各案に対する委員長の報告は、いずれも認定であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 51 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第234号議案、第240号議案、第241議案、第246号議案、第247号議案、第252号議案、第253号議案、第255号議案、第258号議案、第265号議案、第266号議案及び第268号議案は認定することに決定されました。  次に 日程128  第231号議案 平成16年度香焼町一般会計歳入  歳出決算 から 日程133  第260号議案 平成16年度三和町一般会計歳入  歳出決算 まで、以上6件を一括議題といたします。地域振興特別委員長の審査報告を求めます。11番陣内八郎議員。    〔陣内地域振興特別委員長登壇〕 52 ◯11番(地域振興特別委員長 陣内八郎君) ただいま議題となりました第231号議案ほか5件につきまして、地域振興特別委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  これら6件につきましては、いずれも平成16年4月1日から本年1月3日までの期間に係る旧6町における一般会計歳入歳出決算であります。  初めに、第231号議案「平成16年度香焼町一般会計歳入歳出決算」について申し上げます。  委員会におきましては、固定資産税の課税誤りに伴う町税過誤納返還金の内容について質すなど内容検討の結果、香焼町はこれまで福祉を中心とした施策を実施してきたことから、合併後の新長崎市においても、旧町におけるすぐれた制度については継続して実施してほしいなどの要望を付した賛成意見が出され、異議なく本決算を認定すべきものと決定した次第であります。  次に、第236号議案「平成16年度伊王島町一般会計歳入歳出決算」につきましては、内容検討の結果、異議なく本決算を認定すべきものと決定した次第であります。  次に、第242号議案「平成16年度高島町一般会計歳入歳出決算」について申し上げます。  委員会におきましては、人口が同程度の他町と比較して、決算額が大きく異なっている主な要因について質すなど内容検討の結果、異議なく本決算を認定すべきものと決定した次第であります。  次に、第248号議案「平成16年度野母崎町一般会計歳入歳出決算」について申し上げます。  委員会におきましては、老朽化が進み、空き家が目立っている教員住宅についての今後の対応について質すなど内容検討の結果、異議なく本決算を認定すべきものと決定した次第であります。  次に、第254号議案「平成16年度外海町一般会計歳入歳出決算」につきましては、内容検討の結果、異議なく本決算を認定すべきものと決定した次第であります。  最後に、第260号議案「平成16年度三和町一般会計歳入歳出決算」について申し上げます。  委員会におきましては、本年1月3日の決算時点において、歳出決算額が歳入決算額を上回っている主な理由や三和町を初め各町が合併前に基金の取り崩しを行っていることに対する見解について質すなど内容検討の結果、異議なく本決算を認定すべきものと決定した次第であります。  以上で、地域振興特別委員会における審査報告を終わります。=(降壇)= 53 ◯議長(緒方冨昭君) これより質疑、討論を行います。
     質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第231号議案、第236号議案、第242号議案、第248号議案、第254号議案及び第260号議案、以上6件について一括して採決いたします。各案に対する委員長の報告はいずれも認定であります。委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 54 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第231号議案、第236号議案、第242号議案、第248号議案、第254号議案及び第260号議案は認定することに決定されました。  休憩いたします。午後は1時5分から再開いたします。           =休憩 午後0時7分=           ───────────           =再開 午後1時5分= 55 ◯議長(緒方冨昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際諮りいたします。  日程134第212号議案から日程150議第13号議案までの17件につきましては、委員会付託を省略することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 56 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、以上17件につきましては、委員会付託を省略することに決定いたしました。 日程134  第212号議案 教育委員会の委員の任命につい  て を議題といたします。市長の説明を求めます。市長。       〔伊藤一長君登壇〕 57 ◯市長(伊藤一長君) ただいま上程されました第212号議案「教育委員会の委員の任命について」の提案理由のご説明をさせていただきたいと思います。  教育委員会の委員でございますが、冨田忠溥氏の任期が本年10月6日をもって満了するため、その後任の委員を任命する必要がございますが、同氏を適任者と認め、再び任命いたしたいと存じますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定によりまして、議会の皆様方のご同意をお願いしようとするものであります。  なお、同氏の略歴につきましては、参考といたしましてお手元の議案の方に添付させていただいておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  以上でございます。=(降壇)= 58 ◯議長(緒方冨昭君) お諮りいたします。  本件は市長の説明のとおり、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 59 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第212号議案はこれに同意することに決定いたしました。  次に 日程135  第213号議案 固定資産評価審査委員会の委員  の選任について を議題といたします。市長の説明を求めます。市長。       〔伊藤一長君登壇〕 60 ◯市長(伊藤一長君) ただいま上程されました第213号議案「固定資産評価審査委員会の委員の選任について」、提案理由のご説明をさせていただきたいと思います。  固定資産評価審査委員会の委員であります浦川一孝氏の任期が、本年9月26日をもって満了するため、その後任の委員を選任する必要がございますが、同氏を適任者と認め、再び選任いたしたいと存じますので、地方税法第423条第3項によりまして、議会の皆様方のご同意をお願いしようとするものでございます。  なお、同氏の略歴につきましては、参考といたしましてお手元の議案の方に添付をいたしておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  以上でございます。=(降壇)= 61 ◯議長(緒方冨昭君) お諮りいたします。  本件は市長の説明のとおり、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 62 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第213号議案はこれに同意することに決定いたしました。  次に 日程136  第214号議案 人権擁護委員の候補者の推薦に  ついて を議題といたします。市長の説明を求めます。市長。       〔伊藤一長君登壇〕 63 ◯市長(伊藤一長君) ただいま上程されました第214号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」の提案理由のご説明をさせていただきたいと思います。  人権擁護委員であります小岱メグミ氏の任期が本年12月31日をもって満了するために、その後任の候補者を推薦する必要がございますが、同氏を適任者と求め、再び推薦いたしたいと存じますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、議会の皆様方の意見を承りたく提案した次第でございます。  なお、同氏の略歴につきましては、参考といたしましてお手元の議題の方に添付をいたしておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  以上でございます。=(降壇)= 64 ◯議長(緒方冨昭君) お諮りいたします。  本件は市長の説明のとおり、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 65 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第214号議案はこれに同意することに決定いたしました。 日程137  第218号議案 長崎県市町村総合事務組合を組  織する地方公共団体の数の減少及び同組合の規  約の変更に関する協議について 及び 日程138  第219号議案 長崎県市町村総合事務組合を組  織する地方公共団体の数の減少及び同組合の規  約の変更に関する協議について 以上2件を一括議題といたします。理事者の説明を求めます。総務部長。 66 ◯総務部長(中嶋隆範君) 第218号議案及び第219号議案についてご説明申し上げます。  まず、第218号議案「長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合の規約の変更に関する協議について」でございますが、これは北松西部地域1市2町1村の市町村合併に伴いまして、平戸市、生月町、田平町及び大島町を長崎県市町村総合事務組合から脱退させ、平戸市を同組合に加入させることについて、関係市町村等と協議しようとするものでございます。  次に、第219号議案「長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合の規約の変更に関する協議について」でございますが、これは国見町、瑞穂町、吾妻町、愛野町、千々石町、小浜町及び南串山町の市町村合併に伴いますこと並びに吾妻愛野学校給食組合の解散に伴いまして、これらの市町村等を長崎県市町村総合事務組合から脱退させ、雲仙市を同組合に加入させることについて、関係市町村等と協議しようとするものでございます。  以上でございます。 67 ◯議長(緒方冨昭君) これより質疑、討論を行います。  質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第218号議案及び第219号議案、以上2件について一括して採決いたします。  以上、2件を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 68 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第218号議案及び第219号議案は原案のとおり可決されました。  次に 日程139  第18号報告 専決処分について から 日程142  第21号報告 専決処分について まで、以上4件を一括議題といたします。理事者の説明を求めます。財政部長。 69 ◯財政部長(智多正信君) それでは、第18号報告及び第21号報告についてご説明いたします。  まず、第18号報告「訴えの提起について」でございますが、これは本市が貸し付けていた元船町11番1の宅地3,358.08平方メートルについて、覚書等に違反していることから、土地の明け渡し及び当該土地の貸付料の支払いを求めるため訴えを提起する必要が生じましたが、議会を招集する暇がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し承認を求めようとするものでございます。  続きまして、第21号報告「平成17年度長崎市一般会計補正予算(第2号)」についてご説明いたします。  この報告は、平成17年度一般会計の補正予算に係る専決処分の報告でございまして、平成17年8月8日をもって予算を補正する必要が生じましたが、議会を招集する暇がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めようとするものでございます。  「平成17年度長崎市一般会計補正予算(第2号)」の内容につきましては、報告書の理由欄に記載のとおり、9月11日に執行されました衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に伴う予算の補正でございまして、歳入歳出予算において、歳入歳出それぞれ1億5,151万5,000円の増額補正を行ったものでございます。  以上でございます。 70 ◯上下水道局長(白石裕一君) 第19号報告及び第20号報告についてご説明いたします。  両報告とも議案の理由欄に記載のとおり、公営企業債の借りかえに伴い、企業債その他について予算を補正する必要が生じましたが、議会を招集する暇がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し承認を求めようとするものでございます。  まず、第19号報告「平成17年度長崎市水道事業会計補正予算(第2号)」でございますが、補正の内容といたしましては、高金利の企業債を低金利の企業債に借りかえることに伴い、支払利息が軽減されることから、議案書3ページの第2条では収益的支出におきまして、支払利息を717万8,000円減額し、収益的支出の総額を109億359万8,000円に変更するとともに、議案書4ページの第3条では資本的収入におきまして、企業債を2億4,770万円増額し、資本的収入の総額を12億9,906万2,000円に、資本的支出におきまして、企業債償還金を2億4,023万4,000円増額し、資本的支出の総額を56億6,688万4,000円にそれぞれ変更し、あわせて資本的収支の不足額に対する補てん財源につきましても、第3条本文記載のとおり補正したものでございます。議案書5ページの第4条では、起債の目的及び限度額を議案記載のとおり補正したものでございます。  次に、第20号報告「平成17年度長崎市下水道事業会計補正予算(第2号)」でございますが、補正の内容といたしましては、第19号報告と同様の理由から、議案書3ページの第2条の収益的支出におきまして、支払利息を3,099万2,000円減額し、収益的支出の総額を125億6,999万円に変更するとともに、議案書4ページの第3条では資本的収入におきまして、企業債を11億8,000万円増額し、資本的収入の総額を91億5,738万4,000円に、資本的支出におきまして、企業債償還金を11億6,274万円増額し、資本的支出の総額を154億6,488万7,000円にそれぞれ変更し、あわせて資本的収支の不足額に対する補てん財源につきましても、第3条本文記載のとおり補正したものでございます。  議案書5ページの第4条では、起債の目的及び限度額を議案記載のとおり補正したものでございます。  以上でございます。 71 ◯議長(緒方冨昭君) これより質疑、討論を行います。49番井原東洋一議員。 72 ◯49番(井原東洋一君) 先ほど財政部長が説明されました専決処分につきまして、9月11日に行われました総選挙、この選挙にかかわる直接的な経費については、国費によって賄われるものというふうに思っていますが、これに伴う市職員の人件費、これについては、どのようにされているのか。幾らぐらいかかって、どういう措置が行われるのかについて、今までもいろいろあったと思いますが、特に、去る9月11日の選挙にかかわって質問いたします。 73 ◯財政部長(智多正信君) 国政選挙につきましては国費ということでございますので、すべて職員給、時間外等、国費で対応されることになっております。
     以上でございます。 74 ◯49番(井原東洋一君) 職員の人件費については残業代まで含めて国費ですか。国費ではないんじゃないですか。その点については、それでは幾らかかったのか明らかにしてください。 75 ◯財政部長(智多正信君) ちょっと手元に数字はございませんが、時間外につきましては集計中でございます。 76 ◯議長(緒方冨昭君) 質疑、討論を終結し、ただいま議題となっております第18号報告「専決処分について」から第21号報告「専決処分について」まで、以上4件について一括して採決いたします。以上4件を承認することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 77 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第18号報告ないし第21号報告は承認することに決定されました。  次に 日程143  第22号報告 専決処分の報告について から 日程147  第26号報告 専決処分の報告について まで、以上5件を一括議題といたします。理事者の報告を求めます。環境部長。 78 ◯環境部長(井塚 徹君) 第22号報告「専決処分の報告について」ご説明いたします。  これは法律上、市の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解につきまして、市長の専決処分事項の指定に基づき専決処分したもので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものでございます。  その内容は公用車の運転に伴う交通事故に係るもの1件であり、別紙記載のとおり賠償し和解したものでございます。  以上でございます。 79 ◯建築住宅部長(光冨 浩君) 第23号報告及び第24号報告の「専決処分の報告について」ご説明いたします。  これらの報告は市長の専決処分事項の指定に基づき、専決処分した事項について地方自治法第180条第2項の規定により報告するものでございます。  まず、第23号報告でございますが、これは市営住宅の明け渡しに係る訴えの提起に関するもので、市営住宅の不法占有者4名について、市営住宅の明け渡し及び家賃等に相当する額の損害金の請求の訴えを管轄の裁判所に提起するため、専決処分したものでございます。  次に、第24号報告でございますが、これは市営住宅の家賃の支払いに係る和解に関するもので、市営住宅の家賃の滞納者6名について、その滞納家賃の支払いに係る和解を管轄の裁判所に提起するため、専決処分したものでございます。  以上でございます。 80 ◯建設管理部長(樫山敏徳君) 第25号報告「専決処分の報告について」をご説明いたします。  これは工事の請負契約の契約金額の変更につきまして、市長の専決処分事項の指定に基づき専決処分したもので、地方自治法第180条第2項の規定によりご報告するものでございます。  その内容は、平成17年3月25日に議会の議決を経て締結いたしました戸石漁港戸ケ瀬南防波堤災害復旧工事の請負契約につきまして、水質汚濁防止のため、当初設計より汚濁防止膜の設置期間を延長したことなどから設計を変更したのに伴い、別紙記載のとおり、契約の金額を変更したものでございます。  以上でございます。 81 ◯企画部長(山本正治君) 第26号報告「専決処分の報告について」をご説明いたします。  これは工事の委託契約の契約金額の変更につきまして、市長の専決処分事項の指定に基づき専決処分をしたもので、地方自治法第180条第2項の規定により、ご報告するものでございます。  その内容は、平成15年5月6日に専決処分して締結し、外構工事等の設計変更に伴い、平成17年5月13日に専決処分して契約の金額を変更した(仮称)歴史文化博物館建設工事の委託契約につきまして、契約金額の確定に伴い、別紙記載のとおり契約の金額を変更したものでございます。  以上でございます。 82 ◯議長(緒方冨昭君) ただいまの報告について、質疑はありませんか。44番深堀義昭議員。 83 ◯44番(深堀義昭君) 損害賠償義務の規定により、交通事故の和解に伴う賠償金の成立についてお尋ねをしますが、今、特に老人を中心とした交通安全対策の運動の実施期間中であります。毎回お尋ねをするんですが、教育であるとか、今後の対策であるとかということについては、万全を期されているとは思いますが、この加害者の処分については相当、民間に比べると甘い措置が講じられているように見受けられますが、この行政処分をどのようにされたのかお示しをいただきたい。 84 ◯総務部長(中嶋隆範君) 業務上交通事故を起こしました専任の運転手につきましては、議会からのご指摘も受けまして、平成16年2月16日から処分の基準を定めまして、懲戒処分等を行うようにしております。しかし、今年度を見ましても、なかなか減らないということは事実でございます。  したがいまして、平成16年の2月16日に決めました基準より、さらにもっと厳しい基準が必要ではないかと今、認識しております。そういうことから、さらなる基準あるいは事故後の研修を、これまでにも増して研修を行いたいと思っております。  以上でございます。 85 ◯44番(深堀義昭君) だから、どういう処分を直接したのかと。おまけに専従でしょう、今度の事故の部分についても、大半の事故の部分については。例えば所管で、どうしても軽自動車なり何なりで現場の連絡に行ったり何だりという人方は、ほかの業務を持ちながら運転をして行っているという部分と、専従職員という専門に運転業務をやっている人とのかかわり合いというのは全く違うんじゃないかと思うわけなんですね。今回の部分について処分をしたのかしないのか。適応の上限はつくったとしても、運用をしたのかしてないのかお尋ねをしてるんです。 86 ◯環境部長(井塚 徹君) 今回のご報告の件についてお答えいたします。  今回のご報告の部分は今、議員ご指摘の軽自動車でございまして、軽自動車で引き出しをしている途中での事故でございまして、今回は行政処分も市の処分も今のところは行っておりません。  以上でございます。 87 ◯44番(深堀義昭君) ここのにきどうなんですか。総務部長にお尋ねをしますが、総務部長の答弁と、そうしたら過去の例も、罰則その他を設けたけれども、何も運用してないというふうにとられても仕方がないんですよね。ただ、悲しいかな私が知っている事故では防ぎようのない事故についても、それなりの行政処分をやっているんですよ。そういうことからすると、あなた方がつくった処分の内容において不公平があってはならないと思うんです。これは前のときも指摘をしたように、民間は厳しいんですよ。もう一回きちんとした整理した答弁を願います。 88 ◯総務部長(中嶋隆範君) 先ほど環境部長が処分がないということでございますが、懲戒処分の事例はございません。懲戒処分の前の処分で厳重に口頭注意等々の処分を行っております。  追加して申し上げますと、私どもがつくった新たな基準内容に達したときに、そういう厳重注意とか口頭注意とか一応、そういう処分を行っております。  以上でございます。 89 ◯議長(緒方冨昭君) 質疑を終結いたします。  以上5件は地方自治法の規定により報告されたものでありますので、ただいまの報告によってご了承をお願いいたします。  次に 日程148  議第11号議案 自治体病院の医師確保対策を求  める意見書について から 日程150  議第13号議案 義務教育費国庫負担制度の堅持  に関する意見書について まで、以上3件を一括議題といたします。提出者の説明を求めます。39番田中洋一議員。       〔田中洋一君登壇〕 90 ◯39番(田中洋一君) ただいま議題となりました議第11号議案ほか1件について提案理由を申し上げます。  まず、議第11号議案「自治体病院の医師確保対策を求める意見書について」申し上げます。自治体病院は地域の中核病院として高度医療など多くの不採算部門を担いつつ、地域における医療提供体制の確保と医療水準の向上に努めています。しかしながら、新たな医師臨床研修制度の必修化に伴う大学による医師の引き上げや医師の地域偏在などにより、地域医療を担う医師の不足が深刻化しています。  そこで国に対して、行政、大学、学会、医師会等との連携のもと、地域の医師確保対策を早急に実現されるよう本意見書を提出しようとするものであります。  次に、議第12号議案「道路特定財源制度の堅持に関する意見書について」申し上げます。  道路は、すべての経済社会活動を身近に支える最も基礎的かつ重要な社会資本であり、少子高齢化が急速に進展していく21世紀において、豊かな地域社会の実現のためには、その整備充実は欠かせないものであります。しかしながら、経済財政諮問会議では、平成18年度予算においても、公共投資関係費の削減が合意され、現在の道路に対する公共投資が平成3年度の規模まで縮小される中、道路特定財源に関して、一般財源への転用など道路財源としての縮小に向けた議論がなされています。  そこで国に対して、地域の実情に配慮した道路予算の確保が図られるよう、受益者負担の合理的な考え方に基づく道路特定財源制度を堅持することを強く要望し、本意見書を提出しようとするものであります。  なお、以上2件の案文につきましては、お手元に配付いたしておりますので、朗読を省略させていただきます。  よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。  以上で提案理由の説明を終わります。=(降壇)=       〔毎熊政直君登壇〕 91 ◯6番(毎熊政直君) ただいま議題となりました議第13号議案「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について」、提案理由を申し上げます。  三位一体の改革の一環として大きな焦点となっている義務教育費国庫負担制度の存廃は時代を担う子どもたちのスタートラインである義務教育において、将来にわたり影響を及ぼす大きな問題です。義務教育の全国水準の維持向上や機会均等を確保するのは言うまでもなく国の責務であります。しかしながら、義務教育費国庫負担制度の是非をめぐる議論においては、制度の果たしてきた役割よりも財政面が優先されています。  地方分権は今の時代の重要な流れでありますが、義務教育は国が責任を持つべき根幹部分であり、住んでいる地域によって子どもたちの将来の可能性が狭められることがあってはならず、各自治体の財政状況により義務教育に格差が生じないよう国庫負担という措置が必要です。  そこで、国に対して緊縮財政の中にあっても、財源を安定的に確保できるよう義務教育費国庫負担制度を堅持することを強く要望し、本意見書を提出しようとするものであります。  なお、本件の案文につきましては、お手元に配付させておりますので、朗読を省略させていただきます。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。  以上で、提案理由の説明を終わります。=(降壇)= 92 ◯議長(緒方冨昭君) これより質疑、討論を行います。3番中田 剛議員。 93 ◯3番(中田 剛君) ただいま議題となりました議第12号議案「道路特定財源制度の堅持に関する意見書について」、本意見書には反対の立場で意見を申し上げたいと思います。  ご承知のとおりですが、道路特定財源には2つの種類があります。1つは揮発油税、石油・ガス税、地域道路税、軽油取引税などの目的税で、道路建設に使用する特定財源です。もう1つは自動車重量税でありますが、これは目的税ではありません。したがって、今の社会情勢の中で公共事業全体が削減される中、道路建設も削減傾向にあります。  そのような傾向の中で、今年度も目的税でない自動車重量税は約98%が道路建設以外に使われていて、道路建設に活用されている財源はおよそ1.4%、こういう実情になっています。これから先は目的税がどうなっていくかということに起因してくるわけでありますが、今の社会情勢の変化の中では、こういった目的税も逆に一般財源化をして、もし道路というのであれば、私たちの日常の生活道路あるいは環境の整備、そういった面や福祉、教育、暮らしの問題等々に自由に活用できる財源措置、予算の一般財源化が必要であるというように考えています。したがって、現状では道路特定財源の堅持を求める中身は、逆に現状から逸脱した状況に進んでいくことになると私どもは考えています。  したがって、この内容には賛成できないものです。 94 ◯議長(緒方冨昭君) 質疑、討論を終結し、採決に入ります。  まず、議第12号議案「道路特定財源制度の堅持に対する意見書について」採決いたします。本案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 95 ◯議長(緒方冨昭君) 起立多数であります。  よって、議第12号議案は可決されました。  次に、議第11号議案及び議第13号議案、以上2件について一括して採決いたします。各案を可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 96 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、議第11号議案及び議第13号議案は全会一致をもって可決されました。  なお、ただいま可決されました意見書につきましては、議長において関係行政庁及び国会に対し提出したいと思いますのでご了承をお願いいたします。  次に 日程151  議員派遣について を議題といたします。  本件は地方自治法第100条第12項及び長崎市議会会議規則第127条の規定に基づき、議員派遣について議決しようとするものであります。派遣の目的、期間、場所及び派遣しようとする議員はお手元に配付しております資料に記載のとおりであります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員派遣第9号及び10号を可決することに賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 97 ◯議長(緒方冨昭君) 起立多数であります。  よって、議員派遣第9号及び10号は可決することに決定いたしました。  次に 日程152  定期監査及び現金出納検査(5、6、7月分)  結果報告について
    は、既に配付いたしております報告書のとおりであります。本件は地方自治法の規定により報告されたものでありますので、同報告書によってご了承をお願いいたします。  次に 日程153  第273号議案 平成16年度長崎市土地取得特別  会計歳入歳出決算 から 日程166  第275号議案 平成16年度長崎市駐車場事業特  別会計歳入歳出決算 まで、以上14件を一括議題といたします。まず総務委員会所管の議案について理事者の説明を求めます。財政部長。 98 ◯財政部長(智多正信君) 第273号議案並びに第276号議案についてご説明いたします。  第273号議案「平成16年度長崎市土地取得特別会計歳入歳出決算」について、その概要をご説明をいたします。決算総額は歳入歳出同額のそれぞれ12億9,270万5,633円で、対前年度比49.2%の増となっております。  まず、歳入でございますが、第1款財産収入は5億8,114万2,694円で、その主なものは先行取得した事業用地の有償所管替え等の土地売り払い収入に係るものでありまして、対前年度比44.5%の増となっております。第2款諸収入は6億7,971万4,769円で、これは主に、土地開発基金借入金及び平成17年1月4日付の市町村合併に伴う旧町基金受入金でございまして、対前年度比48.0%の増となっております。第3款繰入金は3,184万8,170円で、これは土地開発基金からの繰入金でございます。  次に、歳出でございますが、第1款土地取得事業費は12億9,270万5,633円で、公共用地取得費、土地開発基金借入金償還金及び市町村合併に伴い旧町から引き継いだ土地開発基金積立金に係るもので、対前年度比49.2%の増となっております。  次に、第276号議案「平成16年度長崎市財産区特別会計歳入歳出決算」について、その概要をご説明いたします。  決算総額は、歳入歳出同額でそれぞれ3,101万5,437円となっております。  歳入でございますが、第1款財産収入は2,303万1,168円で、その内容は本河内郷財産区ほか5財産区の土地建物の貸付収入、本河内郷財産区ほか20財産区の積立金の利子収入でございまして、対前年度比4.2%の減となっております。第2款寄附金は50万9,600円で、これは北浦名財産区の境界確定訴訟に係る弁護士への委託に伴う寄附金でございます。第3款繰入金は740万4,669円で、これは本河内郷財産区ほか6財産区の積立金等を歳出予算の財源に充当するため繰り入れたものでございまして、対前年度比43.7%の減となっております。第4款繰越金は7万円で、これは北浦名財産区において、境界確定訴訟の勝訴判決を受けて、強制競売申し立てを行うため、弁護士への委託料を繰り越したものでございます。  次に、歳出でございますが、第1款財産費は1,374万5,212円で、これは、本河内郷財産区ほか5財産区の財産管理費交付金、本河内郷財産区ほか20財産区の財産運用収入及び預金利子の積立金並びに北浦名財産区の境界確定訴訟及び強制競売申し立てに係る弁護士への委託料でございまして、対前年度比37.8%の減となっております。第2款諸支出金は1,727万225円で、これは本河内郷財産区ほか7財産区に対する住民福利厚生資金交付金でございまして、対前年度比13.2%の増となっております。  以上でございます。 99 ◯議長(緒方冨昭君) 次に、厚生委員会所管の議案について理事者の説明を求めます。病院局長。 100 ◯病院局長(楠本征夫君) 第228号議案「平成16年度長崎市病院事業会計決算」につきましてご説明いたします。  本議案は地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、議会の認定に付するものでございます。その主な内容でございますが、収益的収入及び支出におきまして、決算書2ページ及び3ページに記載いたしておりますとおり、収入は第1款市民病院事業収益が84億4,703万4,717円、第2款成人病センター事業収益が33億2,275万6,389円、第3款野母崎病院事業収益が1億9,617万7,077円で、病院事業収益の合計は119億6,596万8,183円となっております。  また、決算書4ページ及び5ページに記載しております支出は、第1款市民病院事業費用が71億9,079万6,116円、第2款成人病センター事業費用が32億7,204万1,298円、第3款野母崎病院事業費用が2億1,147万5,148円で、病院事業費用の合計は106億7,431万2,562円となっております。  その結果、消費税を除いた収支差引額は決算書10ページから13ページまでに記載しております損益計算書のとおり、市民病院事業費が11億7,335万8円の純利益、成人病センター事業費が843万3,009円の純利益、野母崎病院事業費が1,650万846円の純損出となっており、病院事業の合計は11億6,528万2,171円の純利益となっております。  なお、病院事業の平成16年度末未処理欠損金いわゆる累積欠損金は59億4,996万3,940円となっております。  次に、資本的収入及び支出でございますが、決算書6ページ及び7ページに記載しておりますとおり、収入は第1款市民病院資本的収入が3億5,562万2,000円、第2款成人病センター資本的収入が2億3,948万2,000円、第3款野母崎病院資本的収入が2,132万6,000円で、資本的収入の合計は6億1,643万円となっております。  また、決算書8ページ及び9ページに記載しております支出は、第1款市民病院資本的支出が15億6,872万8,556円、第2款成人病センター資本的支出が3億2,041万8,979円、第3款野母崎病院資本的支出が1,766万9,658円で、資本的支出の合計は19億681万7,193円となっております。  なお、市民病院及び成人病センターにおいて、資本的収入額は、資本的支出額に対して不足する額12億9,404万3,535円は、損益勘定留保資金及び消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補てんいたしております。  以上でございま。 101 ◯市民生活部長(石本富美男君) 第272号議案「平成16年度長崎市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算」についてその概要をご説明いたします。  まず、事業勘定につきましてご説明をいたします。歳入総額は499億3,668万7,304円、歳出総額は497億9,648万4,846円、歳入歳出差引残額は1億4,020万2,458円であります。対前年度比では、歳入5.1%、歳出4.9%、それぞれ増となっております。  歳入の主なものといたしましては、国民健康保険税が114億1,194万6,250円で、対前年度比9.2%の増となっております。国庫支出金が234億1,947万8,171円で、対前年度比5.2%の増となっております。療養給付費等交付金が104億6,937万770円で、対前年度比7.9%の増となっております。繰入金が32億2,231万9,720円で、対前年度比20.5%の減となっております。諸収入の雑入の中に旧町基金受入金2億8,393万2,562円などが含まれております。  次に、歳出の主なものといたしましては、保険給付費が328億6,397万1,085円で、対前年度比9.3%の増となっております。老人保健拠出金が126億8,100万8,007円で、対前年度比11.8%の減となっております。介護納付金が21億3,636万9,277円で、対前年度比21.6%の増となっております。諸支出金の旧町借入金返済金が4億5,969万4,404円となっております。  次に、直営診療施設勘定につきましては、歳入総額が6,823万9,743円、歳出総額が4,789万6,648円、歳入歳出差引残額は2,034万3,095円でございます。歳入の主なものは、診療収入が4,121万4,259円、繰入金が1,421万4,000円となっております。  歳出の主なものは、総務費が2,841万8,068円、医業費が1,098万5,966円となっております。  以上でございます。 102 ◯福祉部長(三藤義文君) 第277号議案、第278号議案及び第279号議案についてご説明いたします。  まず、第277号議案「平成16年度長崎市老人保健事業特別会計歳入歳出決算」についてその概要をご説明いたします。  決算総額は歳入歳出とも554億1,027万7,391円で、対前年度比は1.2%の増となっております。  歳入の主なものといたしましては、支払基金交付金345億7,410万4,702円、国庫支出金135億9,499万2,094円、県支出金35億983万7,984円、繰入金36億9,870万9,847円となっております。  歳出の主なものといたしましては、医療給付費等の医療諸費552億5,574万3,124円となっており、歳出総額の99.7%を占めております。なお、老人医療給付状況についてでございますが、平成16年度の1カ月平均医療受給者数は5万9,664人で、対前年度比3,103人の増、1件当たり医療給付費は2万6,580円で1,274円の増、1人当たり年間医療給付費は97万1,599円で1万807円の増となっております。  次に、第278号議案「平成16年度長崎市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算」についてその概要をご説明いたします。  決算総額は歳入3億3,307万568円、歳出2億2,051万4,456円で、差し引きは1億1,255万6,112円となっており、対前年度比は歳入2.9%の増、歳出8.4%の減となっております。  歳入といたしましては、母子寡婦福祉資金貸付金元利等収入1億3,303万3,763円、母子寡婦福祉資金貸付事業債7,575万円、一般会計繰入金4,133万3,000円、繰越金8,295万3,805円となっております。  歳出の主なものといたしましては、母子寡婦福祉資金貸付金2億1,691万6,713円で、その貸付状況といたしましては、修学資金331件、1億9,295万5,420円、就学支度資金80件、1,826万7,163円など計428件となっており、前年度と比較しますと38件、1,965万1,480円の減となっています。  次に、第279号議案「平成16年度長崎市介護保険事業特別会計歳入歳出決算について」その概要をご説明いたします。  決算総額は、歳入253億2,592万6,388円、歳出248億9,159万2,580円で、差し引きは4億3,433万3,808円となっており、対前年度比は歳入17.2%、歳出15.5%と、いずれも増となっております。  歳入の主なものといたしましては、保険料が35億1,204万3,406円、国庫支出金64億178万1,531円、支払基金交付金80億5,388万3,730円、県支出金30億8,180万8,188円、繰入金34億9,335万3,111円となっております。  歳出の主なものといたしましては、保険給付費242億5,500万6,729円となっており、歳出総額の97.4%を占めております。  歳入歳出の対前年度との比較におきまして、主なものといたしましては、歳入において、支払基金交付金が20.4%の増加となっており、また歳出においては、保険給付費が15.7%の増加となっております。  なお、見込みを上回る保険給付費の増加に伴い、市債の財政安定化基金貸付金として6億312万5,000円を借り入れております。  以上でございます。 103 ◯保健部長(永江和正君) 第281号議案「平成16年度長崎市池島診療所事業特別会計歳入歳出決算について」その概要をご説明いたします。  これは、本年1月4日付の市町村合併に伴い、長崎市の診療所となった池島診療所の特別会計決算でございます。歳入歳出決算は、歳入総額2,970万1,998円、歳出総額1,291万9,289円で、歳入歳出差引残額は1,678万2,709円となっております。  歳入の主なものは、診療収入495万3,706円、県支出金2,137万4,000円でございます。  また、歳出の主なものは、総務費916万7,165円、医業費98万8,524円、諸支出金261万9,000円となっております。  以上でございます。 104 ◯議長(緒方冨昭君) 次に、文教経済委員会所管の議案について理事者の説明を求めます。観光部長。 105 ◯観光部長(延田 恵君) 第271号議案「平成16年度長崎市観光施設事業特別会計歳入歳出決算」について概要をご説明いたします。  歳入歳出決算は、歳入歳出同額の5億5,503万5,607円で、対前年度比2.4%の減となっております。  歳入につきましては、第1款グラバー園収入が3億8,162万8,638円で、主にグラバー園入場者数が減少したことに伴い、使用料及び手数料が減したことにより、対前年度比8.5%の減となっております。第2款ロープウェイ事業収入が1億7,340万6,969円で、ロープウェイ及びスカイウェイの利用者は増加したものの、使用料及び手数料は増したものの、主にロープウェイ事業費の増により一般会計繰入金が増したことに伴い、対前年度比14.3%の増となっております。  歳出につきましては、第1款グラバー園費では、グラバー園事業費が2億6,303万4,368円で、対前年度比3.3%の減となっております。繰出金は8,527万6,530円で、主にグラバー園収入が減少したことに伴い、対前年度比23.5%の減となっております。第2款ロープウェイ費では、ロープウェイ事業費が1億6,786万2,969円で、主に夜景観光推進事業及びスカイウェイ施設整備事業の実施に伴い、対前年度比14.8%の増となっております。  以上でございます。 106 ◯商工部長(高橋文雄君) 第274号議案「平成16年度長崎市中央卸売市場事業特別会計歳入歳出決算」についてその概要をご説明いたします。  歳入歳出決算は、歳入歳出いずれも同額でございまして、3億646万3,957円でございます。対前年度比、歳入歳出いずれも5.1%の減となっております。  歳入の主なものといたしまして、使用料及び手数料が1億3,461万108円で、前年度と比較しまして横ばいでございます。一般会計繰入金は1億3,018万2,317円で、対前年度比11.6%の減となっております。  歳出につきましては、中央卸売市場費2億5,665万2,581円で、主に市場施設整備事業費等の減少により、対前年度比6.0%の減でございます。公債費につきましては4,981万1,376円で、対前年度比0.3%の減となっております。  以上でございます。 107 ◯農林部長(溝口博幸君) 第280号議案「平成16年度長崎市生活排水事業特別会計歳入歳出決算」についてその概要をご説明いたします。  歳入歳出決算につきましては、歳入歳出とも同額でございまして、それぞれ1億4,207万1,626円でございます。平成17年1月4日の市町村合併により、旧野母崎町・高島町の事業を引き継いでおります関係上、前年度と比較いたしまして、歳入歳出いずれも1億1,876万3,482円、509.5%の増となっております。  歳入の主なものといたしましては、使用料及び手数料が1,663万9,472円でございまして、対前年度比1,265万5,527円の増、一般会計繰入金は1億1,203万9,647円で、対前年度比9,426万2,442円の増となっております。  次に、歳出の主なものといたしましては、集落排水事業費が2,369万3,411円でございまして、対前年度比1,248万9,698円の増となっております。  以上でございます。 108 ◯議長(緒方冨昭君) 次に、建設水道委員会所管の議案について理事者の説明を求めます。上下水道局長。 109 ◯上下水道局長(白石裕一君) 第229号議案及び第230号議案についてご説明いたします。  両議案とも地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、議会の認定に付するものでございますが、まず第229号議案「平成16年度長崎市水道事業会計決算」についてご説明いたします。  議案書2ページ、3ページの収益的収入及び支出の決算は、水道事業収益115億7,017万7,072円、水道事業費用105億428万3円で、消費税及び地方消費税を除いた当年度未処分利益剰余金は、議案書6ページ、損益計算書の最下段に記載のとおり、8億4,517万7,277円となっております。この利益剰余金の処分につきましては、議案書9ページに処分案を記載しておりますように、減債積立金に2億781万2,277円、建設改良積立金に6億3,736万5,000円、それぞれ積み立てることにより全額処分しようとするものでございます。  議案書4ページ、5ページの資本的収入及び支出の決算は、資本的収入32億7,014万8,115円、資本的支出72億1,522万6,010円で、最下段に記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額、39億8,703万9,164円につきましては、損益勘定留保資金などにより補てんをいたしております。  次に、第230号議案「平成16年度長崎市下水道事業会計決算」についてご説明いたします。  議案書2ページ、3ページの収益的収入及び支出の決算は、下水道事業収益131億563万923円、下水道事業費用119億5,696万8,152円で、消費税及び地方消費税を除いた当年度未処分利益剰余金は、議案書6ページ、損益計算書の最下段に記載のとおり、8億9,968万9,825円となっております。この利益剰余金の処分につきましては、議案書8ページに処分案を記載しておりますように、全額減債積立金に積み立てようとするものでございます。  議案書4ページ、5ページの資本的収入及び支出の決算は、資本的収入85億1,730万8,598円、資本的支出136億6,141万8,232円で、最下段に記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額58億7,718万8,410円につきましては、損益勘定留保資金などにより補てんをいたしております。  なお、平成16年度末の人口普及率は82.3%となっております。  以上でございます。 110 ◯都市計画部長(椎木恭二君) 第275号議案「平成16年度長崎市駐車場事業特別会計歳入歳出決算」について概要をご説明いたします。  歳入歳出決算は、歳入総額及び歳出総額とも同額の7億1,328万9,893円で、対前年度比で0.6%の減となっております。  歳入の主なものといたしましては、使用料及び手数料が2億8,590万4,040円で、対前年度比5.2%の減となっております。また、繰入金4億2,738万5,013円は駐車場建設に伴う借入金の利子償還金などについて、一般会計から繰り入れたもので、対前年度比2.8%の増となっております。  次に、歳出の主なものといたしましては、駐車場費が1億7,535万6,209円で、対前年度比1.2%の減となっております。また、公債費は5億3,793万3,684円で対前年度比0.4%の減となっております。  以上でございます。 111 ◯議長(緒方冨昭君)これより質疑を行います。  質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております14件のうち、日程153第273号議案「平成16年度長崎市土地取得特別会計歳入歳出決算」及び日程154第276号議案「平成16年度長崎市財産区特別会計歳入歳出決算」以上2件につきましては、閉会中の総務委員会に付託いたします。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 112 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第273号議案及び第276号議案は、閉会中の総務委員会に付託することに決定いたしました。  次に、日程155第228号議案「平成16年度長崎市病院事業会計決算」から日程160第281議案「平成16年度長崎市池島診療所事業特別会計歳入歳出決算」まで、以上6件につきましては、閉会中の厚生委員会に付託いたします。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 113 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第228号議案、第272号議案、第277号議案ないし第279号議案及び第281号議案は閉会中の厚生委員会に付託することに決定いたしました。  次に、日程161第271号議案「平成16年度長崎市観光施設事業特別会計歳入歳出決算」から日程163第280号議案「平成16年度長崎市生活排水事業特別会計歳入歳出決算」まで、以上3件につきましては、閉会中の文教経済委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。
        〔「異議なし」と言う者あり〕 114 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第271号議案、第274号議案及び第280号議案は、閉会中の文教経済委員会に付託することに決定いたしました。  次に、日程164第229号議案「平成16年度長崎市水道事業会計決算」から日程166第275号議案「平成16年度長崎市駐車場事業特別会計歳入歳出決算」まで、以上3件につきましては、閉会中の建設水道委員会に付託いたします。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 115 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第229号議案、第230号議案、第275号議案は、閉会中の建設水道委員会に付託することに決定いたしました。  次に 日程167  第270号議案 平成16年度長崎市一般会計歳入  歳出決算 を議題といたします。理事者の説明を求めます。財政部長。 116 ◯財政部長(智多正信君) 第270号議案「平成16年度長崎市一般会計歳入歳出決算」について、その概要を説明いたします。  歳入総額は2,092億2,324万5,450円、歳出総額は2,083億4,408万9,633円で、前年度との比較では、歳入8.7%の増、歳出8.6%の増となっております。  内容につきましては、お手元の黄色い表紙の冊子「平成16年度長崎市各会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書」により千円単位でご説明いたします。  まず、19ページの2.財政状況の(1)実質収支の表をごらんいただきたいと思います。歳入総額1)から歳出総額2)を差し引いた歳入歳出差引額は3)の欄、8億7,915万5,000円で、これから翌年度へ繰り越すべき財源4)の1億5,502万5,000円を差し引いた実質収支額は5)欄の7億2,413万円となります。また、この実質収支額5)から前年度の実質収支額4億5,422万7,000円を差し引いた単年度収支額は2億6,990万3,000円となっております。  次に、歳入の主な増減についてご説明いたします。まず、23ページの表でございますが、第1款市税でございます。決算額は収入済額2)の合計欄に記載のとおり490億7,893万2,000円でございまして、3億80万4,000円、7,000円の増でございます。これは個人市民税が減したものの、市町村合併により固定資産税等が増したことによるものでございます。  次に、26ページの上段、第2款の地方譲与税でございますが、決算額は18億7,260万2,000円で、前年度と比較しまして8億7,274万4,000円の増となっております。これは三位一体の改革に伴い、所得譲与税が創設されたことによるものでございます。  次に、29ページの下段、第11款地方交付税でございますが、決算額は329億1,278万8,000円で、比較しまして9億7,394万2,000円の減となっております。これは三位一体の影響により普通交付税が減したことが主な理由でございます。  次に、35ページ、第15款国庫支出金でございますが、決算額は475億4,579万1,000円で、前年度と比較しますと8億2,212万8,000円の増となっております。これは、生活保護費の扶助費が増したことなどに伴うものでございます。  次に、45ページ、第22款市債でございますが、決算額は265億9,520万円で、比較しますと60億7,750万円の増となっております。これは三位一体の改革の影響により臨時財政対策債や事業完了による都市計画債などの減はあるものの、減税補てん借換債や市町村合併に伴い旧町からの起債を引き継いだことなどによるものでございます。  次に、歳出の増減につきまして、132ページ、133ページ、一般会計性質別財源充当状況表によりご説明いたします。  まず、義務的経費でございますが、決算額は支出済額1)の欄に記載のとおり、1,200億9,426万2,000円で、前年度と比較して123億1,282万8,000円の増となっております。これは市町村合併により人件費が増したこと、生活保護費の扶助費などが増したこと、減税補てん債の借りかえや市町村合併により公債費が増したことなどによるものでございます。  次に、投資的経費でございますが、決算額は177億5,484万3,000円で、前年度と比較して52億759万8,000円の減となっております。これは、普通建設事業費の中で市街地再開発事業や小学校の校舎等建設事業費、また片淵近隣公園整備事業などが前年度の15年度で完了したことなどによる事業費の減でございます。  その他の経費つきましては、決算額は704億9,498万5,000円で、前年度と比較して94億8,058万2,000円の増となっております。これは、市町村合併に伴う電算システム統合事業などの物件費の増、それから基金の引き継ぎによります積立金の増などが主な理由でございます。  以上でございます。 117 ◯議長(緒方冨昭君) これより質疑を行います。  質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております第270号議案「平成16年度長崎市一般会計歳入歳出決算」はお手元に配付いたしております分割付託表により閉会中の各常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 118 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、第270号議案は閉会中の各常任委員会に付託することに決定いたしました。  次に 日程168  政治倫理について を議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております政治倫理については、9人の委員で構成する政治倫理検討特別委員会を設置して、これに付託の上、調査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 119 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、本件につきましては9人の委員で構成する政治倫理検討特別委員会を設置し、これに付託の上、調査することに決定いたしました。  ただいま設置されました特別委員会の委員の選任につきましては、長崎市議会委員会条例第6条第1項の規定により、議長において指名をいたします。特別委員の氏名を書記に朗読させます。議事課長。  〔山口書記朗読〕  政治倫理検討特別委員   柳川八百秀議員   山下 寛臣議員   池本 敏典議員   下条文摩左議員   重橋 照久議員   平野だいとし議員   堀江ひとみ議員   鶴田 誠二議員   井原東洋一議員 120 ◯議長(緒方冨昭君) 以上のとおり指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 121 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、ただいま指名いたしました議員を政治倫理検討特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。  この際、政治倫理検討特別委員会において、委員長及び副委員長の互選を行うため、暫時休憩いたします。  政治倫理検討特別委員会は直ちに開会をお願いいたします。           =休憩 午後2時19分=           ───────────           =再開 午後2時42分= 122 ◯議長(緒方冨昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいまの休憩中に政治倫理検討特別委員会におきまして、委員長及び副委員長の互選が行われましたので、その結果をご報告申し上げます。   政治倫理検討特別委員会          委員長  柳川八百秀議員          副委員長 下条文摩左議員  以上であります。  この際お諮りいたします。今定例会中における議決事件について、その条項、字句、数字その他、整理を要するものにつきましては、会議規則第41条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 123 ◯議長(緒方冨昭君) ご異議ないと認めます。  よって、これらの整理を要するものにつきましては、議長に委任することに決定いたしました。  これをもって、会議に付された事件はすべて議了いたしましたので、平成17年第4回長崎市議会定例会を閉会いたします。           =散会 午後2時42分= ──────────────────────────────────────────────   上記のとおり会議録を調製し署名する。   平成17年11月7日                               議  長 緒 方 冨 昭                               署名議員 五 輪 清 隆                               署名議員 吉 原 日出雄 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...